世界最大手の暗号資産取引所バイナンスの創業者で元CEOのチャンポン・ジャオ被告が24日、3年の実刑判決を受ける可能性があることがわかった。
同被告がマネーロンダリング防止法と制裁措置の違反を手助けした容疑に対する有罪答弁に基づく。
チャンポン・ジャオ被告の裁判は4月30日に開廷
Sponsoredロイター通信によれば、連邦検察当局はジャオ被告に対し36ヶ月の禁固刑を主張、銀行秘密法違反の重さを強調している。加えて、23日に提出された判決メモでは、5000万ドルの罰金を勧告している。
この事件の検察当局は、ジャオ被告の行為が金融システムの健全性に及ぼす広範な影響を指摘し、より厳しい量刑を求めている。検察側は、趙被告を罰することで、金融業界の他の者による将来の同様の行為を抑止することを意図している。
「趙の故意の米国法違反とその結果の大きさを考えると、36ヶ月というガイドラインを上回る刑期が正当化される」と米国検察当局は述べている。
この姿勢は、最大18カ月を示唆した先の司法取引合意からの顕著な転換を意味する。
ジャオ被告の法的手続きには遅れが生じている。彼の判決は4月30日に延期された。昨年シアトルで初公判に出廷して以来、ジャオ被告はパートナーや子供たちと暮らすドバイに戻ることができないでいる。
一方、バイナンス自体も関連容疑を認めている。同社は43億ドルの罰金を支払い、裁判所が任命したモニターに報告することに同意したが、この関係者はまだ任命されていない。
