AI開発の大手企業であるOpenAIが18日、人工知能ベースのチャットボット「チャットGPT」のiOS版アプリを公開した。日本市場での公開は数週間後とされている。
チャットGPTアプリは、無料で利用可能で、広告表示もない。異なるデバイス間での履歴同期が可能で、同社が開発したオープンソース音声認識システム「Whisper」を搭載しているため、音声入力もサポートされている。有料のサブスクリプションサービス「GPT Plus」に加入すると、GPT-4の特定の機能や新機能への先行アクセス、レスポンスの速度向上などのすべての機能が、アプリケーション上で利用できる。
現状、日本からアクセスした際には「このアプリケーションは現在、日本では入手不可能」というメッセージが表示され、ダウンロードは不可能な状況となっている。しかしながら、同社は今後数週間以内に他国向けの展開も予定しており、Android版アプリについてもローンチを計画中という。
チャットGPTは12日、アップデートを行い、ウェブブラウジング機能とプラグインの提供を開始。8日にはサム・アルトマンCEOの暗号通貨プロジェクト「ワールドコイン」がノンカストディアルウォレット・アプリ「ワールドアプリ」をローンチしていた。
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