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コインチェック、IEOに向けてコロプラ子会社Brilliantcryptoと契約締結

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暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは20日、ゲーム大手コロプラの子会社Brilliantcrypto(ブリリアント・クリプト)とIEOに向けた契約を締結した。Brilliantcryptoはコロプラ社の100%子会社で、ブロックチェーン技術を活用したGameFi事業を行う。

今後、コインチェックが主体となって新規暗号通貨のIEOセールを実施する見込み。さらに、両社は契約の一部としてBrilliantcryptoが開発中のブロックチェーンゲームとコインチェックの暗号資産取引サービスを相互運用し、GameFi市場の創出に向けても連携を深める予定。

コインチェックはこれまで、2021年7月にパレットトークン(PLT)、2023年3月にフィナンシェトークン(FNCT)のIEOを実施。いずれも上場後にIEO価格を大幅に上回る高値を記録した。なお、日本国内ではこれまで4回のIEOが行われ、そのうち2回はコインチェックが実施している。

Brilliantcryptoが開発中のブロックチェーンゲームは、ビットコインのブロックチェーンにおける合意形成アルゴリズムPoW(Proof of Work)からインスピレーションを受けている。ゲームプレイが他者のために価値を証明する「Proof of Gaming」という新しいモデルを採用し、従来のNFTゲームで主流のプレイ・トゥ・アーン(P2E)が抱える持続性の課題を克服する。

IEOとは:
暗号資産取引所がプロジェクトを代行し、法規制に則り販売を行うトークンセール。イニシャル・エクスチェンジ・オファリング(Initial Exchange Offering)の頭文字を取った略称。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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