暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは27日、USDコイン(USDC)の取り扱い開始に向け米サークル・インターネット・フィナンシャル(サークル社)と提携すると発表した。
【プレスリリース】
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) February 27, 2024
米Circle社とコインチェック、日本でのUSDCへのアクセス拡大に向けた提携を発表https://t.co/g47cUNMghC
コインチェックはUSDCの取り扱いにあたり、資金決済法に基づく電子決済手段等取引業の登録が必要となる。USDCは、流動性の高い資産に裏付けられたデジタル通貨で、米ドルと1対1で交換可能。2023年12月のリザーブレポートによると、USDCの時価総額は約270億ドルで、そのうち240億ドルが市場に流通。累計12兆ドル以上のオンチェーン取引を記録する。USDCは中央集権型取引所(CEX)やDeFi(分散型金融)で広く取引され、ステーブルコインの中でUSDTに次いでシェア第2位を占めている。
23年6月1日施行の改正資金決済法により、特定のステーブルコインが日本で電子決済手段として扱えるようになり、USDCもこの枠組みに含まれる。USDCの裏付け資金は、保有者保護のためにCircle社の運営資金と分別し、大手金融機関に預託されている。
日本でのプレゼンスを拡大するサークル社
SBIホールディングス(HD)はステーブルコインUSDコインについて、2024年にも国内で利用できるようにする予定だ。これは両社が11月に締結した包括業務提携に基づく。サークルはこのほかにも日本円ステーブルコインJPYCにも出資を行なっている。同社は1月、新規株式公開(IPO)を検討していた米国でのIPOを内密に申請した。
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