暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは8日、ポリゴン(MATIC)の取り扱いを開始した。MATICは、イーサリアム(ETH)のレイヤー2ブロックチェーン「ポリゴン」のガバナンストークン。イーサリアムベースとポリゴンベースの2種類が存在するが、コインチェックで取り扱うのはポリゴンベースのMATIC。
コインチェックは7月にMATIC上場を発表しており、コインチェックが取り扱う暗号通貨はMATICを含めて23銘柄となる。
【2023年8月】ポリゴン(MATIC)価格最新予想
MATIC価格は8月に入り続落していた。背景としてクジラ(大口投資家)による1200万MATIC(約800万ドル)の大量売却が観測され、売り圧力が強まっていたことが挙げられる。
オンチェーンデータ分析サイトIntoTheBlockのIOMAPモデルによると、8日時点で2億5600万MATICを保有する6760のウォレットアドレス群(平均取得価格0.68ドル)が上値抵抗線として機能すると思われたが、同日に反発を開始。現在価格は0.68ドルをブレイクアウトし、前日比2.9%増の0.6919ドル。

直近1カ月のMATIC価格(BeInCrypto Japan)
直近のトランザクション履歴を確認すると、6960のウォレットアドレス群が0.70ドル付近で2億5000万MATICを購入しており、上値抵抗線として機能している。そのため0.70ドルまで上昇に向かい、上値を試す可能性が高い。もし0.70ドルを明確に上回った場合、次の主要な上値抵抗線となる0.76ドルまで上値を追う展開となることが予想される。

IOMAPモデルとは:
機械学習を用いて現在価格の「+/-15%」の範囲で投資家のポジションを分析する価格予測モデル。最も関連性の高い10のクラスターを可視化し、サポート/レジスタンスライン分析を補完できるとされる。
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