トラスティッド

コインチェック、Wrapped Bitcoin(WBTC)の取扱いを11日より開始へ=国内初

4分
投稿者 Shota Oba
編集 Shota Oba

概要

  • コインチェックは11日より、国内初上場銘柄となるWrapped Bitcoin(WBTC)の取扱いを開始する
  • Wrapped Bitcoinは、ビットコインの価値をERC-20トークンとしてイーサリアムブロックチェーン上に標準化し、BTCとイーサリアムの間で互換性を実現する仮想通貨だ
  • コインチェックでは取扱い開始から一定期間、取引所への流動性供給を実施する。流動性供給の期間は11日から18日までとなる
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暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは11日より、国内初上場銘柄となるWrapped Bitcoin(WBTC)の取扱いを開始する。

取り扱い開始に伴い、コインチェックのWEBプラットフォームおよびモバイルアプリでは、WBTCの送金、受取、購入、売却が可能になる。コインチェック販売所とコインチェック取引所でもWBTCの取引が行えるようになる。さらに、コインチェックの貸暗号資産サービスとコインチェックつみたてでもWBTCの利用が開始される。

コインチェックのユーザーは、イーサリアムネットワーク上のERC20トークンとして、WBTCをコインチェックに入金できる。コインチェック NFTでも、12日よりWBTCを決済通貨として利用できるようになる。

コインチェックでは取扱い開始から一定期間、取引所への流動性供給を実施する。流動性供給の期間は11日から18日までとし、状況により早期に終了する可能性もあるという。期間中の注文数量の累計上限は1.5 WBTCとなる。

Wrapped Bitcoinは、ビットコインの価値をERC-20トークンとしてイーサリアムブロックチェーン上に標準化し、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の間で互換性を実現する仮想通貨だ。この仕組みは、異なるチェーンで発行されているビットコインとイーサリアムとの連携を可能にし、1WBTCが常に1BTCと等価であるように設計されている。

WBTCの裏にはビットコインの価値が担保として置かれており、これによりWBTCとBTCの価格連動が実現されている。暗号資産のカストディサービスを提供する企業が、ミントとバーンのプロセスを通じて供給量を調整する。これにより、1WBTCと1BTCの価格が連動する仕組みが確立されている。

コインチェックの親会社マネックスグループは4日、NTTドコモとともにユーザーの資産形成サービスを中心とした新たな金融サービスモデルの構築を目指し資本業務提携契約を締結していた。ドコモグループが投資・証券事業に本格参入するのは初となる。資本提携は2024年の1月4日に実行される。


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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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