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コインチェック、Wrapped Bitcoin(WBTC)の取扱いを11日より開始へ=国内初

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執筆&編集:
Shota Oba

06日 10月 2023年 17:30 JST
Trusted-確かな情報源
  • コインチェックは11日より、国内初上場銘柄となるWrapped Bitcoin(WBTC)の取扱いを開始する
  • Wrapped Bitcoinは、ビットコインの価値をERC-20トークンとしてイーサリアムブロックチェーン上に標準化し、BTCとイーサリアムの間で互換性を実現する仮想通貨だ
  • コインチェックでは取扱い開始から一定期間、取引所への流動性供給を実施する。流動性供給の期間は11日から18日までとなる
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暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは11日より、国内初上場銘柄となるWrapped Bitcoin(WBTC)の取扱いを開始する。

取り扱い開始に伴い、コインチェックのWEBプラットフォームおよびモバイルアプリでは、WBTCの送金、受取、購入、売却が可能になる。コインチェック販売所とコインチェック取引所でもWBTCの取引が行えるようになる。さらに、コインチェックの貸暗号資産サービスとコインチェックつみたてでもWBTCの利用が開始される。

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コインチェックのユーザーは、イーサリアムネットワーク上のERC20トークンとして、WBTCをコインチェックに入金できる。コインチェック NFTでも、12日よりWBTCを決済通貨として利用できるようになる。

コインチェックでは取扱い開始から一定期間、取引所への流動性供給を実施する。流動性供給の期間は11日から18日までとし、状況により早期に終了する可能性もあるという。期間中の注文数量の累計上限は1.5 WBTCとなる。

Wrapped Bitcoinは、ビットコインの価値をERC-20トークンとしてイーサリアムブロックチェーン上に標準化し、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の間で互換性を実現する仮想通貨だ。この仕組みは、異なるチェーンで発行されているビットコインとイーサリアムとの連携を可能にし、1WBTCが常に1BTCと等価であるように設計されている。

WBTCの裏にはビットコインの価値が担保として置かれており、これによりWBTCとBTCの価格連動が実現されている。暗号資産のカストディサービスを提供する企業が、ミントとバーンのプロセスを通じて供給量を調整する。これにより、1WBTCと1BTCの価格が連動する仕組みが確立されている。

コインチェックの親会社マネックスグループは4日、NTTドコモとともにユーザーの資産形成サービスを中心とした新たな金融サービスモデルの構築を目指し資本業務提携契約を締結していた。ドコモグループが投資・証券事業に本格参入するのは初となる。資本提携は2024年の1月4日に実行される。


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