米Web3企業Uniswap Labs(ユニスワップ・ラボ)は18日、分散型取引所Uniswap(ユニスワップ)でスワップ(通貨交換)手数料を新たに導入する。ウェブアプリとユニスワップ・ウォレットで、一部の暗号通貨に対して0.15%のスワップ手数料が上乗せされ、運営側の収益となる。ユニスワップのヘイデン・アダムス創設者は導入理由について「持続可能な収益構造を構築するため」と説明した。
スワップ手数料の対象となる暗号通貨はイーサリアム(ETH)、ラップド・イーサリアム(WETH)、ラップド・ビットコイン(WBTC)、USDコイン(USDC)、テザーUSD(USDT)、ダイ(DAI)、agEUR、GUSD、LUSD、EUROC、XSGD。ステーブルコイン同士とETH/WETHのスワップは対象外となる。
スワップ手数料の対象となるネットワークは、イーサリアムおよびサポートしているレイヤー2ブロックチェーン。ユニスワップは現在、イーサリアム、ポリゴン、アービトラム、オプティミズム、ベース、BNBチェーン、アバランチ、セロの8ネットワークに対応している。
アダムス氏は自身のX(旧Twitter)で「ユニスワップ・ラボが手数料を得ることで、分散型金融(DeFi)の研究開発、プロダクトの構築や改善を続けられる」とコメント。ユニスワップではこれまで、流動性提供者に対し自動的に還元される交換手数料(0.01〜1%)を導入しており、プロトコル側で手数料は徴収していなかった。
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