DeFi(分散型金融)における最大手DEX(分散型取引所)Uniswap v3は13日、アバランチ(AVAX)ネットワークで稼働を開始した。アバランチは、2020年9月にローンチしたイーサリアム(ETH)互換のレイヤー1ブロックチェーン。同年のDeFiブーム以来、ガス代(取引手数料)の高騰や取引処理の遅延などが問題視されているイーサリアムと比較し、安いガス代と高い取引処理能力が特徴。
暗号通貨AVAXは、国内暗号資産(仮想通貨)取引所bitbankやSBI VCトレードなどで取り扱いがある。ユーザーは日本の取引所でAVAXを購入後、メタマスクなどのWeb3ウォレットに送金し、Uniswap v3とウォレットを接続するとアバランチ上でDeFi運用が可能だ。
Uniswap v3の対応ブロックチェーンはイーサリアム、バイナンス・スマートチェーン(BSC)、ポリゴン(MATIC)、アービトラム(ARB)、オプティミズム(OP)、セロ(Celo)、アバランチの7種類。運営元のUniswap Labsは4月、スマートフォン対応の暗号通貨ウォレットとしてiOS版Uniswap Walletをリリースし、6月には次期アップグレードUniswap v4の開発状況を公開している。
Uniswap v3のBSL(ビジネスソースライセンス)は4月1日に失効を迎えた。これを受け、外部の第三者も同プロトコルの開発ソースを商用目的で利用できるようになったことから、DEXのシェア競争に注目が集まる。
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