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イーロン・マスクのスペースX、ビットコイン542億円分の評価損を計上

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米宇宙開発企業スペースXは2021年から22年にかけて、3億7300万ドル(約542億円)分のビットコイン(BTC)を評価損として計上していたことが18日、明らかとなった。スペースXは米起業家イーロン・マスク氏が率いていることで有名。

米大手経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルは18日までに、スペースXの財務状況に関する文書を独自入手し、同文書をもとに報道した。スペースXは非上場企業のため、同社に関する財務情報は入手が困難とされている。

同紙ではスペースXが保有するビットコインを売却したとも報道しているが、売却金額や時期について詳細は不明。スペースXが3億7300万ドル分のビットコインを全額売却したと報じた一部メディアもあるが、これを裏付ける証拠は現在見当たらない。なお、スペースXは2023年第1四半期に売上高15億ドル、純利益5500万ドルを計上し、2021年から続いていた赤字決算を脱却したとのこと。

ビットコイン価格は18日未明、一時2万5000ドル台に急落。ビットコインが2万6000ドルを割り込むのは6月以来となり、2カ月ぶりの安値を記録した。現在価格は前日比7.7%減の2万6384ドル。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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