ゲームコミュニティ企業エンジン(本社シンガポール)は8日、新しいNFT専用ブロックチェーンのブロックチェーンである「Enjin Blockchain」を発表した。Enjin BlockchainはSubstrateフレームワークを基づき、スマートコントラクトに頼らずにNFTの作成、使用、転送などの機能が基礎コードに直接統合されている。
- サブストレイト(Substrate)とは、ポルカドットの開発フレームワーク。サブストレイトは、ポルカドットや他のパラチェーンを構築するための柔軟で拡張性のあるツールセットを提供。開発者は、サブストレイトを使用して独自のパラチェーンを構築し、カスタマイズすることが可能。
Efinity Token(EFI)がEnjin Coin(ENJ)と統合され、PolkadotのパラチェーンEfinityがEnjin Blockchainにフォークする。フォーク後、同チェーンは「Efinity Matrixchain」として運用される。Efinity Matrixchainは、既に運用可能で、既存のEfinityユーザーはシームレスな移行が行なえる。
新たなアプローチにより、プロジェクトは、他のエコシステムとの相互運用性を維持しながら、NFTの作成が可能に。Enjin Blockchainには、トランザクション費用をデベロッパーが補助できる「Fuel Tanks」や、専用のウォレットをダウンロードせずにEnjin Blockchainを利用できる「Discrete Accounts」など、UXを簡素化するための機能が組み込まれている。
Enjinの共同創設者ウィテック・ラドムスキーCTOは「Enjinブロックチェーンの立ち上げは、誰でもNFTの作成と配布をより簡単かつ経済的にすることで、創造性をサポートすることを目的としている」と述べた。
Enjin BlockchainとEnjin Matrixchainは今後、ENJを搭載したSubstrateのプルーフ・オブ・ステークシステムによって保護される。
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