トラスティッド

イーサリアム2000ドル台も視野に|直近高値更新

5分
投稿者 Shunsuke Saito
編集 Shigeki Mori

概要

  • イーサリアムは6日、年初来高値を更新した
  • イーサリアムは現在、長期的な抵抗線のである1,940ドルの下で揉み合う展開が続く
  • イーサリアムは現在、上昇チャネルの中で取引されている
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暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)価格は5日、年初来高値を更新した。当社アナリストがイーサリアムの市況について分析を行った

イーサリアム、日足チャートで強気トレンドへ転換

イーサリアムの取引価格は3月10日以降、加速度的に上昇している。17日に1,700ドル付近をブレイクアウトし、10日後にサポートラインとして検証された。

相場の過熱感を示すRSI(相対力指数)は日足でみると弱気トレンドから抜け出し、50%を超えて強気トレンドに転換した。

RSI(相対力指数)とは:
相場の過熱感を判断するため、0から100%の範囲で示される指標。通常、50%より高い場合は上昇傾向、50%より低い場合は下降傾向が示唆される。70%から80%以上の値は買い過ぎ、20%から30%以下の値は売り過ぎの兆候とされている。

イーサリアムは2022年6月以降、上昇チャネルの内側で取引されている。チャネルのサポートラインと抵抗線(レジスタンスライン)は十分に検証されていないが、チャネルの中間線は何度も抵抗線として機能しており、このパターンは妥当と言える。

イーサリアムは4日、上昇チャネルの中間線から抜け出し、その後1日で大きく上昇。このまま上昇が続けば、価格は2,400ドル付近の上値抵抗線に到達する可能性がある。

ETH/USD日足チャート(TradingView

イーサリアム、週足チャートでも強気トレンドか

イーサリアムは待望の上海(Shapella)アップグレードを13日に控えており、バリデーターによるETH引き出しが開始されるというポジティブなニュースもある。これはイーサリアム2.0のリリース以来、2回目の大型アップグレードとなる。

週足のテクニカル分析でも、イーサリアムは強気トレンドにあることが示唆されている。イーサリアムは3月、過去最高値(ATH)を記録した21年11月から続いていた下値抵抗線からブレイクアウトした。長期的な下値抵抗線からのブレイクアウトは、大幅な価格上昇をもたらすことが多い。

週足RSIも50%を超え、上昇トレンド継続を裏付けている。3月の小さな誤差を除くと、最後に週足RSIが50%を超えたのは20年4月である。イーサリアムはその後、2,800%上昇した。

しかし、イーサリアムは1,940ドルの抵抗線からまだ抜け出せていない。上昇の動きが続き、価格が1,940ドルを超えた場合、フィボナッチ・リトレースメントによって引かれた次の抵抗線である2,440ドルと3,400ドルに向かう可能性がある。

ETH/USD週足チャート(TradingView

結論として、1,940ドルの長期的な抵抗線をブレイクアウトし、その後2,440ドルに向けて上昇するのがイーサリアムの価格予測として最も可能性が高いと言えよう。この強気な予想は、現在の上昇チャネル中間線を終値で下回ると無効となり、その場合は1,700ドルまで下落する可能性がある。

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Shunsuke-Saito.png
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
筆者の紹介を全文表示
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