Friend.Tech(フレンドテック)のソーシャルトークンKeys(旧Shares)の時価総額が26日、180億円に迫った。フレンドテックは8月10日、イーサリアム(ETH)のレイヤー2ブロックチェーンBase(ベース)でベータ版を開始した招待制の分散型SNS。ソーシャル・ネットワークとブロックチェーン技術を組み合わせたソーシャルファイ(SocialFi)分野のDAppsとして注目されている。
ユーザーは、自身のSNS上における影響力をトークン化したソーシャルトークンKeys(キー)を発行・販売できる。ソーシャルトークンKeysを保有するユーザーは、発行主とメッセージを交換できるほか、価格自体も変動するため投機的価値を持つ。これに加え、Keysの売買が発生するたびに発行主へ手数料収益が還元されるため、多くの暗号資産(仮想通貨)インフルエンサーが利用している。
Friend.TechのソーシャルトークンKeys、買い優勢の状況
オンチェーン分析ツールDune Analyticsによると現在、Keysの時価総額は1億1898万ドル(177億1793万円)。25日時点のKeys取引高は827万ドル(内訳:購入額456万ドル、売却額371万ドル)。20日から21日にかけて売却額が購入額を上回り、売り圧によるKeys価格下落が懸念された。しかし、22日から再び購入額が増加し買い優勢に転じた。
フレンドテックの登録者数は25日、累計25万人を突破した。アクティブユーザー数は12日以来、14日連続で1万人を上回っている。
フレンドテックのTVL(Total Value Locked)は4000万ドルを上回り、4013万ドル(約59億5000万円)に達している。TVLとは、分散型金融(DeFi)プロトコルに預けられた暗号通貨の総価値を表し、当該プロトコルの市場価値を測る重要な指標とされる。フレンドテックの開発基盤となっているBaseチェーンは現在、イーサリアムL2ネットワークのなかでアービトラム(ARB)、オプティミズム(OP)に次ぐ第3位のTVL規模(5億3900万ドル)を誇る。
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