Trusted

Friend.Techの急成長:Keysトークン取引高・新規ユーザー数ともに上昇

4 mins

ヘッドライン

  • 分散型SNSのFriend.Tech(フレンドテック)でこのほど、各種オンチェーンデータの急成長が観測された
  • フレンドテックは8月10日、イーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワークBaseで招待制のベータ版を開始した分散型SNS
  • Friend.Tech急成長の背景として、国内および海外の暗号資産インフルエンサーが同SNSに進出し、活発に活動していることが挙げられる
  • promo

分散型SNSのFriend.Tech(フレンドテック)でこのほど、オンチェーン活動の急増が観測された。フレンドテックは8月10日、イーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワークBaseで招待制のベータ版を開始した分散型アプリケーション(DApps)。X(旧ツイッター)のインフルエンサーやフォロワーが独自のソーシャルトークンKeys(旧shares)を発行し、売買することができる。

同20日には同プラットフォーム上で発生した累計収益が300万ドル(約4億3000万円)を突破するも、同月末にはソーシャルトークンKeysの取引高が90%急落するなどし、ブームの後退が懸念されていた。Friend.Tech急成長の背景として、国内および海外の暗号資産インフルエンサーが同SNSに進出し、活発に活動していることが挙げられる

【2023年9月】Friend.Techオンチェーンデータ分析

オンチェーン分析ツールDuneAnalyticsによると、フレンドテックのTVL(Total Value Locked)は15日、過去最高値を更新する3247万ドルを記録。TVLはDeFiプロトコルに預けられた暗号資産の総価値を表し、当該プロトコルへの関心を測る重要な指標とされる。同指標は1日時点で535万ドルで、上昇率は月初比6倍超。

Friend.TechのTVL(DuneAnayltics

フレンドテックの新規ユーザー数を見ると、8月21日にピークとなる2万360人を記録後に急落し、9月1日時点でピーク比93.7%減の1282人まで落ち込んでいた。その後は徐々に新規ユーザーによる参入が増え、14日には9030人を記録している。

Friend.Techの新規ユーザー数(DuneAnayltics

ソーシャルトークンKeys(旧shares)取引高も8月21日に1690万ドルを記録後、急落した。同指標は9月1日時点、ピーク比96.4%減の60万9000ドルだったが、その後急上昇。14日のKeys取引高は過去最高値を更新し、2000万ドルに達した。Friend.Techのアクティブ・アドレス数(2万1554アドレス)はBaseチェーン全体におけるアクティブ・アドレス数(5万6336アドレス)の27.7%を占め、同ブロックチェーンの人気を下支えしている。

ソーシャルトークンKeys(旧shares)取引高および取引者数(DuneAnalytics

Friend.TechのソーシャルトークンKeysとは

ユーザーはfriend.techアカウントの登録時、X(旧ツイッター)と連携することで、同アプリ上のソーシャルネットワークを「Keys(旧Shares)」としてトークン化できる。Keysを購入したフォロワーは、発行主であるインフルエンサーのチャット閲覧やメッセージ交換が可能となる仕組み。発生した取引手数料の一部は、Keysトークンの発行主に還元される。

なお、Keysを購入するには国内取引所などで購入資金となる暗号通貨イーサリアムを用意する必要がある。購入したイーサリアムをメタマスクに送金し、Baseチェーンにブリッジ後、Friend.Techのアプリ内ウォレットに送金すると、Keysの取引ができる。

ベスト暗号資産取引所
BingX BingX 見る
AlgosOne AlgosOne 見る
BYDFi BYDFi 見る
Coinrule Coinrule 見る
Chain GPT Chain GPT 見る
ベスト暗号資産取引所
BingX BingX 見る
AlgosOne AlgosOne 見る
BYDFi BYDFi 見る
Coinrule Coinrule 見る
Chain GPT Chain GPT 見る

Follow us on:

X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル

免責事項 - Disclaimers

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

Shunsuke-Saito.png
Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
READ FULL BIO
スポンサー
スポンサー