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FTX独自トークンFTT、40%超の急騰|取引所再開の協議開始が影響か

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破綻した米暗号資産(仮想通貨)取引所FTXの独自トークンFTTは28日から急騰し、過去24時間の上昇率は40.4%に達した。FTTトークンは10日、過去最安値(ATL)となる0.77ドルを記録した後、反発していた。本稿執筆時点の取引価格は1.77ドル、ATL比128.3%増となっている。

なお、FTTトークンは国内取引所での取り扱いはなく、Gate.ioやMEXCなど、海外大手取引所に上場中。ユーザーは、取引ペアとなるビットコイン(BTC)などを購入後、同トークンの取り扱いがある海外取引所に送金し、トレードすることで入手できる。

過去1ヶ月のFTTトークンチャート(BeInCrypto Japan

米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は28日、2022年11月に破綻したFTXが、グローバル取引所FTX.comの再開に向けた協議を始めたと報道した。報道によるとFTXはリブランディングも検討しており、投資家らと共同事業になる可能性もあるとのこと。なお、米国ではFTX破産などが引き金となり、22年以降は暗号通貨の規制強化が進んでいる。そのため、FTXが実際に取引所を再開できるかは不透明な状況だ。

一連の報道によって投資家の間で取引所再開への期待感が高まり、FTTトークン急騰の一因となっているもよう。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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