グーグルは1日、独自の生成系AI「Bard」で利用できる最新のAIモデル「Gemini Pro」の日本語対応を明かした。また、同日より可能となった画像生成は英語のみの対応となった。Gemini Proを搭載したBardは、40以上の言語と230以上の国と地域で利用可能となり、高度な理解、推論、要約、コーディング能力を提供する。
大規模モデルシステム機構によれば、Gemini Proを搭載したBardは、有料・無料問わず最も好まれるチャットボットの1つであり、「飛躍的進歩」を遂げているという。同社が行った第3者評価によると、Gemini Proを搭載したBardは、主要な無料および有料の対話型AIと比較してトップパフォーマンスを発揮している。
Bardの回答を確認する「ダブルチェック機能」機能は40以上の言語に拡張。ユーザーは「G」アイコンをクリックして、Bardの回答をウェブ上のコンテンツで裏付けることができる。
画像生成対応も現状は「英語」のみ
画像生成機能も導入され、英語で無料で画像を生成できる。この機能は、品質と速度のバランスを考慮して設計された「Imagen 2モデル」によって提供され、高品質な画像を生成する。
AI原則に基づき、画像生成は責任を持って設計されており、生成されたビジュアルとオリジナルの人間のアートワークとの明確な区別を保つため、生成画像にはデジタルで識別可能なウォーターマークが埋め込まれている。技術的なセーフティーネットと安全なトレーニングデータへの投資により、暴力的、攻撃的、または性的に露骨なコンテンツの制限を図っている。ま特定の人物の画像生成を避けるためのフィルターが適用されている。
グーグルは1月23日、WindowsおよびMac版の最新のChromeバージョンに生成AI機能の導入を発表した。今回のアップデートでは、効率的なブラウジングを実現するために特にタブの管理やブラウザのカスタマイズ、ウェブ上での執筆支援が強化されている。
グーグルリサーチは同日、ビデオに特化したAI生成ツール「LUMIERE・ルミエール」が新たなステージを発表。同ツールは、自然言語テキストプロンプトに基づいて静止画像やその一部をアニメーション化する。生成したビデオクリップを最大5秒生成可能で、画像のスタイルをクローンし、ビデオをレゴや折り紙、花調などに変換することもできる。
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