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日本発暗号資産Jasmy、Web3技術活用しオーダーメイド医療の実現目指す

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ヘッドライン

  • ジャスミーは27日、ノバセラム・バイオメディカ・ソリューションとともに、「My Genome Guard(仮称)」推進プロジェクトを開始した
  • 同社はJasmy Personal Data Lockerを強化し、特許技術を活用して、ゲノム情報の厳格な管理を実現する
  • 新たな見舞金制度「ジャスミー研究支援見舞金(MAP)」も導入され、JASMYを用いて提供される
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日本発の暗号資産(仮想通貨)Jasmy(ジャスミー・JASMY)は27日、ノバセラム・バイオメディカ・ソリューションとともに、「My Genome Guard(仮称)」推進プロジェクトを開始した。同プロジェクトは、オーダーメイド医療の発展に貢献する全ゲノム解析手法に焦点を当てながら、Web3技術との統合を図る。

ジャスミーは、同プロジェクトでブロックチェーン技術を用いた個人情報管理・利用システム「Jasmy Personal Data Locker(PDL)」の強化、および特許技術を活用をとおして、ゲノム情報の厳格な管理を実現する。新たな見舞金制度「ジャスミー研究支援見舞金(MAP)」も導入され、JASMYを用いて提供される。

同プロジェクトでは、PDLに追加機能が組み込まれ、特にゲノム情報の取り扱いが強化。これには3つの新機能が含まれる:

  • 本人と特定の医療従事者の双方の許諾が必要な閲覧システム
  • 個人情報から切り離された別環境での情報管理
  • 大容量のゲノム情報を利用しやすくするシステム

プロジェクト参加者には、PDL内でブロックチェーン技術を利用した権利証が発行され、特典や体験の所有権が保証される。ジャスミーのデバイス管理技術を用いて、ゲノム情報の安全な利用を実現。情報の提供者はその利用状況に応じた情報提供料が受け取りが可能になる。

参加者にはJASMYによる見舞金の付与をおこなう

プロジェクト参加者は、特定の病気に罹患し、条件を満たした場合、無償での治療支援やジャスミー研究支援見舞金(MAP)の受取が可能だ。同プロジェクトでは、信頼性と持続可能性を高めるために、参加者から徴収される参加費の一部をJASMYとして保証金として保管され、見舞金の対象者に公正に付与する。支払いには、ブロックチェーン上のスマートコントラクトマイナンバーカード認証を組み合わせた本人確認システムが使用される。

JASMYとは?

JASMYは日本企業ジャスミーが開発した暗号通貨。ERC-20トークン規格に基づいており、ブロックチェーンとIoTを組み合わせ、活用を目指すプロジェクト。ユーザーが個人情報を完全に制御できるようにすることで、個人データの主権を回復および保護することを目標としており、「情報の民主化」というテーマを掲げている

ジャスミーはこのほど、個人情報を抽象化し、ブロックチェーン技術を用いて相手に提供および、管理する方法と、情報の信頼度に基づいてアプリケーション上の表示を変化させる技術特許を取得。特許技術の利用により、同社の理念である「自分自身の情報を自分自身で管理する」ことが実現可能になる。

  • IoT(Internet of Things)とは、インターネットに接続され、データを収集・交換する様々なデバイスを指す。モノのインターネットとも言う。
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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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