日本発パブリックブロックチェーンのアスターネットワーク(ASTR)代表、渡辺創太氏がCEOを務めるスターテイルラボは20日、日本銀行主導のCBDCフォーラムのメンバーに選出された。今回のフォーラムメンバーには暗号資産取引所コインチェックやブロックチェーンの相互接続用ミドルウェア開発を行うDatachainなども参加。
同フォーラムの第1回会合は、20日15時より開催される。CBDCフォーラムは検討作業に民間事業者の技術や知見を反映していく観点から設置された。日本銀行の設置したCBDCフォーラムでは、以下の観点などが考慮されCBDCフォーラム参加の民間企業が数十社選出された
- リテール決済に関する事業面・技術面での知見および実績、
- それらとフォーラムで議論・検討を行うテーマとの関連性、
- 参加者の多様性やフォーラムで議論・検討を行う幅広いテーマをカバーする
フォーラムでは今後、参加企業は区分けされ、グループ毎に「現金とCBDCの交換」「CBDCのビジネス活用(追加サービスのあり方)」「民間決済インフラとの接続」などテーマについて月に数回程度の協議を行う。
日銀が進めるCBDCの実証実験は、2023年4月より「パイロット実験」へ進むことを2月に公表していた。
CBDCとは?
CBDC(中央銀行デジタル通貨)とは、国家の中央銀行が発行し管理するデジタル形式の法定通貨。CBDCは現金同様、誰に対しても支払い手段として活用可能だ。CBDCは暗号資産(仮想通貨)とは違い、国家が価値を保証しているため価格変動が起こりにくい。
スターテイルラボは3月8日、東京都渋谷区とスタートアップ・エコシステムの形成に関する連携協定を期間限定で締結。6月28日には、第三者割当増資に伴う株式割当契約を締結。これに伴い、同社はソニーネットワークコミュニケーションズより約5億円(350万ドル)の資金調達を実施していた。
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