九州旅客鉄道(JR九州)は12日、同社のNFTプロジェクト「JR九州NFT」プロジェクトの取り組みの一環として、指定された各駅でのNFTの無料配布を開始した。同プロジェクトは日本発のパブリックブロックチェーンアスターネットワーク(ASTR)を基盤としている。
JR九州NFTは新しい体験価値を提供するツールにバージョンアップし、オンライン販売だけでは実現しなかった、現地を訪れる際の記念などの「証明」を可能にする。QRコードを使用した配布によりNFTが「難しそう」なイメージを持つ人にもシームレスな体験を提供する。配布期間は12日から10月31日。各駅の営業時間に合わせて開始され、対象は福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島の合計10駅となる。発行枚数に上限はない。
取得方法は各駅に設置したQRコード付きポスターからスマホで取得が可能だ。ただし、対象駅を利用した人だけが現地で取れる仕組みとなっている。NFTの配布は1つのウォレットにつき、同一駅からは1枚のみ。列車の運行状況等によっては、取得できない場合があるとのこと。10種類の駅NFTを全て集めると、「スペシャルNFT」がもらえるコンプリート特典も。内容は後日発表され、無料配布されるという。
同社は7月18日、日本発のパブリックブロックチェーンアスターネットワーク上でNFTプロジェクト「JR九州NFT」を開始し、NFTマーケットプレイスをローンチしていた。アスターネットワーク渡辺創太代表がCEOを務めるスターテイルラボは12日、ソニーネットワークコミュニケーションズとともにブロックチェーンを共同開発するための新会社「Sony Network Communications Labs」設立を目的とした合弁契約を締結していた。
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