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コインベースの独自L2「Base」、メインネットを開発者向けに先行公開

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イーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワークBaseは13日、開発者向けにメインネットを先行公開した。これにより、開発者は分散型アプリケーション(Dapps)をBaseのブロックチェーン上に展開できるようになった。Baseは、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが開発を手掛ける。2月にテストネットをローンチしており、8月にメインネットの一般公開を予定。暗号資産を含めた金融サービスやWeb3分野において、開発基盤として稼働することが期待される。

Baseはイーサリアムのレイヤー2「Optimism」が提供するオープンソース技術OP Stackを基盤とし、Optimistic Rollups(オプティミスティック・ロールアップ)技術を採用。イーサリアムのメインネットと比較してガス代(取引手数料)削減と高速な取引処理を実現する、レイヤー2スケーリングソリューションとして位置づけられる。

これまで、テストネットではDeFi、NFT、Web3ゲーム、インフラ、DAOなど幅広い用途で試用されてきた。なお、Baseではガス代の支払いに暗号通貨ETHを使用し、ネイティブトークンを発行する計画はないとしている。

Optimistic Rollups(オプティミスティック・ロールアップ)とは:
オフチェーンでトランザクションを処理し、まとめてレイヤー1に提出する技術。レイヤー2から送信される取引データが常に正しいことを前提に動作する。有効性を証明するデータは通常公開されないが、トランザクション処理の計算に不正があった場合に備えて「不正証明」スキームを採用している。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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