イーサリアムは、2013年に提案されたオープンソースの分散型ブロックチェーンネットワーク。安全で分散型なネットワーク上で、開発者がDApps(分散型アプリケーション)を構築するためのインフラストラクチャを提供することを目的としています。イーサリアムのネイティブな暗号通貨であるETHは、現在時価総額で2番目に大きい暗号通貨。多くの主要な暗号通貨取引所でETHを購入することができます。
そこで本記事では、イーサリアムをクレジットカードで買う方法を紹介します。イーサリアムを手軽にクレジットカードで購入したい人は、ぜひ最後までご覧ください。
クレジットカードでETHを購入できるベスト取引所
イーサリアムとは?
イーサリアムは、ダウンタイム、検閲、第三者の干渉なしでアプリケーションを実行するためのインフラストラクチャを提供することを目指した、PoS、オープンソース、パブリックブロックチェーンネットワークです。
開発者にとって、イーサリアムネットワークはスマートコントラクトを作成・展開するためのプラットフォームを提供し、イーサリアムベースのトークンや分散型アプリケーション(DApps)の発行を可能にします。
イーサリアムノードを実行し、ETHをステーキングすることで、ネットワーク参加者はネットワークのセキュリティ、分散化、ソブリン性を高めるのに貢献します。その見返りに、ステーカーはETHで報酬を受け取ります。ネットワーク運用にはガス代の支払いがあり、これも報酬プログラムの一環としてステーカーに支払われます。ガス代は、操作に必要な計算量によって異なります。
ETHは取引所で人気があり、2024年3月時点で時価総額2位となっています。
クレジットカードでイーサリアムを購入する方法
クレジットカードは、イーサリアムを購入する最も簡単な方法の1つです。ここでは、代表的な取引所であるBinanceを使って、イーサリアムをクレジットカードで購入する手順を詳しく説明します。
アカウントの作成
まずは、Binanceの公式サイトにアクセスしましょう。 登録画面が表示されるので、メールアドレスまたは電話番号を入力して登録を開始します。本人確認 (KYC) プロセス登録を進めると、入力したメールアドレスや電話番号に送られてくる認証コードの入力が求められます。 届かない場合は、迷惑メールフォルダも確認してみてください。
続いて、パスワードの設定を行います。セキュリティを強化するため、推測されにくく、他のサービスで使っていない強固なパスワードを設定しましょう。
暗号資産の世界では、悪意のある人物が巧妙な手段でパスワードを盗み出すことも珍しくありません。パスワードを使い回すと、他のサービスへの侵入にもつながるおそれがあるので、必ず別々のパスワードを設定してください。
本人確認
暗号資産取引所は、マネーロンダリングや詐欺などの犯罪を防ぐため、 KYC(本人確認)という手続きを実施しています。本人確認の手順は、居住国によって異なる場合がありますので、案内に従って進めましょう。
書類の撮影や顔認証などが必要になるため、スマホでの手続きがオススメです。本人確認が完了すると、登録したメールアドレスに確認メールが届きます。これでイーサリアムをはじめとする各種暗号通貨の購入が可能になります。
ETHの購入
Binance アカウントにログインし、ダッシュボードを開きます。 「暗号資産の購入」というボタンをクリックしましょう。イーサリアムは、VISA や Mastercard のクレジットカードのほか、Apple Pay や Google Pay などのオンライン決済サービスを使って購入できます。
購入したい金額を入力すると、それに応じたETHの受け取り額が表示されます。問題なければ、「ETHを購入」ボタンをクリックします。次の画面で、希望の支払い方法を選択。今回はクレジットカードで購入するので、一番上のカードオプションを選びましょう。
「確認」ボタンをクリックすると、カード情報の入力画面に移ります。
Binance に登録した名前と同じ名義のクレジットカードが必要です。これは不正利用を防ぐための措置になります。
カード情報を入力後、取引の詳細が表示されます。手数料や受け取る ETH の量が確認できます。内容を確認し、間違いがなければ「確認」ボタンをクリックして取引を確定します。
手数料の詳細を確認したい場合は、横にある「i」マークをクリックしてみてください。銀行によって手数料がかかる場合があるので、注意が必要です。
銀行によってはワンタイムパスワード (OTP) の入力を求められます。 登録したメールアドレスか携帯電話番号に送られてくる OTP を入力し、取引を承認します。OTP を正しく入力すると、数秒ほどで処理が完了し、イーサリアムがウォレットに入金されます。
イーサリアム購入の前に知っておきたいセキュリティ対策
クレジットカードを使ってイーサリアム などの暗号通貨を購入する前に、資産を安全に守る方法を身につけましょう。暗号通貨は大きな価格上昇の可能性もありますが、価格変動以外にもリスクが存在します。詐欺、ラグプル、ハッキングなども注意が必要です。
Binanceをはじめとする多くの取引所は、ユーザーの代わりに秘密鍵を管理する「カストディアルウォレット」を採用しています。イーサリアムや他のデジタル資産をより厳重に管理したい場合は、秘密鍵を自分で管理する「ノンカストディアルウォレット」の使用を検討してみてください。
セキュリティをさらに強化したいなら、マルチシグウォレットがおすすめ。複数の秘密鍵が必要になるため、資産の安全性が向上します。共同投資など、複数の関係者がいて資産にアクセスする必要がある場合に便利なオプションとなります。
「私も資産の大部分をマルチシグウォレットで保管しています。イーサリアム財団も同様です。」
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏:Reddit
インターネットに接続して様々なデバイスからアクセスできるホットウォレットは、利便性がありますが、常にオンラインであるため、ハッカーなどの標的になりやすいというデメリットがあります。
より安全性を重視するなら、ハードウェアウォレットやコールドウォレットがおすすめです。ハードウェアウォレットは、トランザクションを行う時以外はインターネットから切り離されており、コールドウォレットはそもそもインターネットに接続されていません。
イーサリアムを購入後、どのウォレットを使うか決める際には、必ず事前にリサーチを行い、安全対策について検討しましょう。
クレジットカードで簡単にイーサリアムを購入しよう
Binance、Kraken、OKX などの人気取引所では、クレジットカードを使って簡単にイーサリアムを購入できます。しかし、購入後は必ず、個人用のノンカストディアルウォレットに ETH を移し、安全に保管しましょう。事前対策を取ることで、資産を守るだけでなく、安心して自信を持って投資できるようになるはずです。
よくある質問
イーサリアム (ETH) はクレジットカードで購入できますか?
Binance でクレジットカードを使って ETH は買えますか?
アメリカ合衆国でイーサリアムを購入するには?
安くイーサリアムを買うには?
イーサリアムはアメリカ合衆国で合法ですか?
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