日本国内のフリマサービス「メルカリ」がビットコインサービスを始め、サービス開始から7カ月でユーザー数100万人を突破しました。2024年に入り、ビットコイン現物ETFの承認、半減期の到来と、ビットコイン市況も非常に良く、ビットコインに投資をする人が増えています。ビットコインは2024年〜2025年にかけて10万ドルを超える可能性も高く、利益確定するなら、利益確定ラインを事前に決めておくのがオススメです。
そこで本記事では、メルカリビットコインの売るタイミングや今後のビットコイン価格予想について解説します。メルカリビットコインを使っている人や、売るタイミングを探していた人は、ぜひ最後までご覧ください。
メルカリのビットコインとは?特徴
メルコインとは、メルカリが運営する暗号資産・ブロックチェーン関連の新事業です。メルカリの売上金やチャージ残高、ポイントなどを使って、ビットコインを1円単位で購入できるサービスを提供しています。メルコインは、暗号資産の国内ユーザー数を拡大し、暗号資産を「大衆化」することを目指しており、国内最大のフリマアプリとしてのメルカリユーザー数と信頼性を活かした運営を行っています。
メルコインの特徴は、以下です。
- メルカリアプリ内だけで取引ができる
- 売上金でビットコインを購入できる
- セキュリティ体制が整っている
メルカリアプリ内のみで完結するため、メルカリのアカウントとメルペイ残高があれば、すぐにビットコインの取引ができ、また、メルカリで不用品を売って得た売上金をそのままビットコインに変えることも可能。メルペイ残高からのチャージと銀行チャージに加え、ネットバンク・ATMからの振込入金が可能となったため、暗号資産初心者の方でも安心して利用できます。
なお、メルコインサービスの利用者数がサービス開始から7カ月で100万人を突破し、コインチェックやビットフライヤーに続き、業界第3位の口座数とメルコインが公表。MMD研究所「2023年暗号資産(仮想通貨)に関する調査」においては、メルカリのビットコイン取引サービスが、「2023年に利用開始された暗号資産取引サービス」の項目でNo.1となったことも発表されています。
メルカリビットコインの売るタイミング

結論から言うと、メルカリビットコインの最適な売るタイミングは「投資家によって異なる」ため、一概に「これが正解」と言えるものはありません。
投資方法は、大きく分けて「長期投資」と「短期投資」の2種類があります。長期投資の場合はすぐに売らない方が賢明と言え、短期投資の場合は、目指している含み益が出たところで売却するのがいいでしょう。
メルカリビットコイン長期投資の場合:売却よりも保有を選択
長期投資では、数年~数十年といった長いスパンでビットコインの価値上昇を目指すため、基本的には売却を検討する必要はないでしょう。短期的な価格変動に一喜一憂するのではなく、長期的な視点で資産形成していくのがオススメです。
メルカリビットコイン短期投資の場合:目標達成で利確する
短期投資では、目標とする含み益が出たタイミングで売却し、利益を確定しましょう。しかしメルカリビットコインは購入価格と売却価格には差額が発生します。「スプレッド手数料1%」と海外取引所と比べても比較的高いため、短期トレードには不向きと言えます。
メルカリビットコインのおすすめ投資方法

ビットコインのおすすめ投資方法は、「長期のつみたて投資」です。つみたて投資とは、一定額を定期的に積み立てていく投資方法のこと。ビットコインの価格は、短期的には変動が激しいことがあるため、短期的な利益を狙う場合は、タイミングを間違えると大きな損失を被るリスクがあります。しかし、長期的にビットコインに投資する場合は、つみたて投資がおすすめです。つみたて投資をを行うことで、価格が下落しても平均購入単価を下げることができるため、リスクを抑えることができます。具体的な理由は、以下です。
- ドルコスト平均法を利用できる
ドルコスト平均法は、長期的に一定のタイミングで購入するため、価格変動のブレに影響されにくく、機会損失を考えずに最小限のリスクで投資をすることができます。時間分散によるリスクを抑えた投資ができるため、安定したリターンを得られるのが大きなメリットです - 初心者でも心理的負担が少ない
毎月一定額を積み立てていく投資方法なため、初心者でも無理なく投資を継続することができるのも特徴。基本的には、取引所から設定をおこない、一度設定をすれば、一定のタイミングと金額で「自動買付」ができます。指定の銀行口座から引き落としをするため、都度入金する手間がかからず、価格を気にする必要もないため、心理的負担が少ないです
ビットコインを売る際に意識すべき売却ライン

2024年4月22日頃に「ビットコイン半減期」が到来します。ビットコイン半減期とは、ビットコインのマイニング報酬が半減するイベント。4年に1度のサイクルで起こり、採掘されるビットコインの量が減ることで希少価値が高まり、価格上昇に繋がると考えられています。過去のデータに基づくと半減期後はビットコイン価格が上昇する傾向があり、2024年から25年にかけて長期的にビットコイン価格は上昇していく可能性が高いです。
投資ファンド「パンテラ・キャピタル」は、25年7月までにビットコイン価格が14万8000ドルに達すると予測しており、日本円にすると「約2200万円」ほど。
2024年1月には、米国でビットコイン現物ETFが承認され、機関投資家や個人投資家からの資金流入が加速し、市場全体が活発化しています。機関投資家の参入、ビットコイン半減期の突入を加味すれば「ビットコイン価格10万ドル〜14万ドル」に到達する可能性も高く、この価格帯で利益確定できれば、市場の波を上手く捉えた投資結果と言えるでしょう。
なおビットコイン価格は半減期後1年を境に下落傾向に突入しているため、一定の利益確定ラインを事前に決めておくのもオススメです。
関連記事:ビットコイン半減期2024年はいつ?
まとめ:メルカリビットコインの売るタイミングを事前に決めておくのがオススメ

本記事では、メルカリビットコインの売却タイミングについて解説しました。メルカリのビットコインとはメルカリが運営する暗号資産・ブロックチェーン関連の新事業で、メルカリの売上金やチャージ残高、ポイントなどを使って、ビットコインを1円単位で購入できるサービス。メルカリビットコインの売るタイミングは、一概に「これが正解」と言えるものはありません。
しかし、2024年から2025年にかけて長期的にビットコイン価格は上昇していく可能性が高く、10万ドル〜14万ドルの価格帯で利益確定できれば、市場を上手く捉えた投資になると言えるでしょう。メルカリビットコインの売るタイミングを探していた人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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