UNIは、Uniswapの運営に必要なガバナンスや報酬に使用されるトークンです。Uniswapは、イーサリアムブロックチェーン上で稼働する世界最大のDEXであり、取引高は約1兆円に達しています。UNIは、DeFi(分散型金融)の普及に欠かせないトークンであり、今後もプロジェクトの需要増加とともに、その価格上昇が期待されています。
そこで本記事では、ユニ(UNI)を購入できる取引所と購入方法を解説しますユニの購入を検討している人は、ぜひ最後までご覧ください。
ユニ(UNI)とは?
暗号通貨ユニ(UNI)とは、DEX(分散型取引所)であるUniswapのガバナンストークン。UNIは、ユニスワップの運営方針を決める投票や、流動性マイニングの報酬などで利用されています。ユニスワップの特徴は、以下の3つです。
- AMM型(自動マーケットメーカー方式)を採用している
- 独自トークン「UNI」を発行している
- DAOによって民主的に意思決定がおこなわれている
UNIは、2020年9月にユニスワップのローンチと同時に配布されています。当初は、UNIを保有することで、ユニスワップの運営方針を決める投票権が与えられるのみでしたが、2021年5月から、流動性マイニングの報酬としてUNIが配布されるようになりました。
ユニスワップはイーサリアム上のDEXでは最大規模の取引所。今後の成長も期待されているため、UNIの市場価格が上がっていくことにも注目が集まります。
ユニ(UNI)を購入できる取引所
現在、UNIを購入できる国内取引所はありません。UNIを購入できる海外取引所、またはDEXを紹介します。
- Uniswap
- Kraken
- Binance
ユニを購入できる取引所①:Uniswap
UNIの発行元であるDEX(分散型取引所)です。ユニスワップでは、中央集権的な管理者や仲介者がいないため、P2Pで自由に暗号通貨を取引することができます。
また、自分が持っているUNIをプールに預けて流動性を提供することで、報酬としてUNIトークンを受け取ることも可能。ウォレットと接続するだけで利用可能であり、KYCも必要でないため、もっとも簡単にUNIを購入できる取引所といえます。
関連記事:流動性マイニングの仕組みと注意点を解説
ユニを購入できる取引所②:Kraken
Krakenは、アメリカを拠点とする大手暗号通貨取引所。グローバルにサービスを展開しており、日本居住者向けにもサービスを提供しています。
豊富な取引ペアと深い流動性、充実したサポートなどが特徴で、現物取引や販売所サービスなどを利用してUNIを購入することができます。
Sponsored Sponsoredユニを購入できる取引所③:Binance
Binanceは、2017年に中国で設立された暗号資産取引所。世界中に拠点を持つグローバル企業となっており、世界最大規模の取引高、豊富な取引ペアと高い流動性が特徴です。
2023年10月現在、Binanceグローバルでは、日本国内向けのユーザーのサービスが停止されていますが、Binanceジャパンの開始に向けて銘柄数増加に注力しており、100銘柄を超える取り扱いを目指すと発表されました。BinanceグローバルではUNIが上場していたため、Binanceジャパン上でUNIが上場される可能性も考えられます。
ユニ(UNI)の購入方法
ユニ(UNI)の購入方法について解説します。
- 国内取引所の口座開設
- 口座へ日本円を入金
- 暗号通貨の購入
- 海外取引所へ送金
- 海外取引所でUNIを購入
ユニの購入方法①:国内取引所の口座開設
ユニ(UNI)を扱っている国内取引所は、現在ありません。そのため、まずは国内の暗号通貨取引所で、国内の暗号通貨取引所で口座開設をおこない、ユニと交換できる暗号通貨を購入する必要があります。必要な情報(メールアドレス、パスワード、身分証明書のアップロードや住所の確認)を入力し、口座開設を完了させましょう。
Sponsoredユニの購入方法②:口座へ日本円を入金
取引所に口座を開設したら、つぎに日本円を入金します。入金には銀行振込が利用できますが、入金方法は各取引所によって異なります。
入金手続きが完了すると、取引所の口座に資金が反映されます。購入したい金額分の日本円を入金しましょう。
ユニの購入方法③:暗号通貨の購入
日本円を入金したら、次にユニと交換できる暗号通貨(例:ビットコインやイーサリアムなど)を購入します。購入方法は、販売所・現物取引があるので、どちらかを選択し、購入しましょう。
ユニの購入方法④:海外取引所へ送金
国内の暗号通貨取引所で購入した暗号通貨を、ユニを扱っている海外の取引所に送金します。送金方法は、以下の手順です。
- 海外の取引所で口座開設
- 海外の取引所で受け取り用のウォレットアドレスを確認
- 国内の取引所で送金用のウォレットアドレスを入力し、送金手数料を支払う
- 送金が完了するまで待つ
ユニの購入方法⑤:海外取引所でユニ(UNI)を購入
海外の取引所に送金した暗号通貨を、UNIに交換します。交換方法は、以下の手順です。
- 取引ペア(例、BTC/UNIやETH/UNIなど)を選択する
- 交換したい量や価格を指定し、注文を出す
- 注文が確定するまで待つ
交換手続きが完了すると、海外の取引所の口座にUNIが反映されます。これで、ユニ(UNI)の購入は完了です。
ユニ(UNI)を購入する際の注意点
ユニ(UNI)を購入する際の注意点について解説します。
- セキュリティリスクがある
- 海外取引所の使用に気を付ける
ユニを購入する際の注意点①:セキュリティリスクがある
Uniswapは、DEXであるため、中央集権的な取引所よりもハッキングリスクが高くなります。2021年8月には、Uniswapのスマートコントラクトがハッキングされ、約1億ドル相当の暗号資産が盗まれました。また、2022年7月にもフィッシング攻撃が発生し、約800万ドル相当のイーサリアムが盗まれた事例もあります。
セキュリティに対するリスク管理は、徹底しておきましょう。
ユニを購入する際の注意点②:海外取引所への送金リスク
暗号通貨の送金には、宛先アドレスの入力が必要です。宛先アドレスを間違えると、送金した暗号通貨は、送り先のアカウントではなく、別のアカウントに送金されます。宛先アドレスを間違えた場合、暗号通貨を受け取った側が、送金元のアカウントに返却してくれる可能性もありますが、返却される可能性は低いと言えるでしょう。
- 宛先アドレスは、コピー&ペーストなどで入力する
- 宛先アドレスを2回確認する
上記のような対策を行い、リスク管理をおこないましょう。
まとめ:ユニ(UNI)の国内取引所上場に期待
本記事では、ユニ(UNI)を購入できる取引所と購入方法について解説しました。ユニは、Uniswapのガバナンストークンであり、Uniswapは世界最大のDEXとして注目を集めています。
現在、UNIを購入できる国内取引所はありませんが、海外取引所での購入が可能。Binanceジャパンは、今後銘柄数増加を目指しており、UNIの国内取引所上場に期待が高まります。
UNIの購入を検討している人は、ぜひ本記事を参考に購入してみてください。