リキッドステーキング最大手のリド・ファイナンス(LDO)は16日、レイヤー1ブロックチェーンSolana(ソラナ)上での運用を、段階的に停止することを発表した。ソラナ版リド・ファイナンスの開発チームは9月末、分散型自律組織(DAO)から150万ドルの支援を求めたが、コミュニティ投票で反対票が過半数を占めたため、運用停止へと舵を切った。
ソラナ版リド・ファイナンスに関する今後のスケジュールは、以下の通り。
- 10月16日:既存ステーキングの中止および新規ステーキングの受付停止
- 11月17日:ノード・オペレーターのオフボーディング
- 2024年2月4日:ソラナ版リド・ファイナンスの公式サイト閉鎖
ソラナ版リド・ファイアンスでは、22年から23年にかけて48万4000ドルの損失を計上し、同プロトコル全体に占めるソラナのシェアは1%ほどだった。開発チームは24年までに同シェアを2%に引き上げる目標を立てていたが、DAOからの資金援助無しには不可能と判断。コミュニティへの提案が拒否された場合は運用停止する方針だった。
リド・ファイナンスは5月、イーサリアムのShapella(上海)アップグレードに合わせて「Lido V2」へアップグレードした。これにより、ステーキング報酬引き出しおよびステーキング解除の迅速化を実現し、ステーキングへの参加が容易となっていた。
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