LINEの暗号資産(仮想通貨)事業を展開するLINE Xenesisは26日、世界8,000万人のユーザーに使用される暗号資産取引所Crypto.comと、暗号資産分野でのグローバルで新規ビジネスを開拓を目的とした、覚書を締結した。
両社は今後、アジアを含む世界規模でイノベーションを目指し、「LINE BITMAX」にて仮想通貨取引の流動性向上や、暗号資産決済機能の強化、NFT分野での連携など、各社の強みを活用した暗号資産ビジネスソリューションの実現に向け協力する。
Crypto.com最高執行責任者エリック・アンツィアーニ氏は、「日本、台湾、タイ、インドネシアで多くのユーザーを持つLINEの子会社、日本のブロックチェーン技術のリーダーであるLINE Xenesisとの提携を嬉しく思う。現実世界のユーティリティを有効にすることは、暗号資産の主流化という我々のミッションにとって重要。LINE Xenesisとの提携を通じて、アジア太平洋地域で高度な技術知識を活かし、ユーティリティの向上を図る」と語った。
LINEの暗号資産事業とは??
LINEグループは2018年、「LINE Blockchain Lab」を設立。ブロックチェーン技術を用いたdApps開発や、P2Pネットワークを利用した分散システム、暗号化技術の研究に取り組んでいる。独自ブロックチェーンFinschiaの開発や、それを基にした独自暗号通貨FINSCHIAの発行、暗号資産取引サービス「LINE BITMAX」、NFT総合マーケット「LINE NFT」運営などのブロックチェーン事業を展開する。
LINE Xenesisは6日、仮想通貨取引サービスLINE BITMAXにおいて、PayPay(ペイペイ)マネーで仮想通貨取引を行うサービス「PayPay連携サービス」の提供開始していた。29日には、自社のNFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」で日本航空(JAL)のNFT「JAL TODOFUKEN NFT コレクション」の販売を開始する。
なお、現在のFINSCHIA(FNSA)の価格は4,078円で時価総額ランキングは226位に位置している。Crypto.comが発行する暗号通貨Cronos(CRO)は現在8.25円で取引されており、時価総額ランキング37位に位置する。
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