ビジネス特化型SNSのLinkedIn(リンクトイン)は3日、生成AI(人工知能)による求人支援ツール「Recruiter 2024」の試験運用を開始した。親会社マイクロソフトが提携するOpenAI社の技術を活用していると思われる。OpenAI社は、生成AIツールChatGPTの開発企業として有名。
求人支援ツール「Recruiter 2024」は、企業の採用担当者が人材を見つける際、自然言語を使用して検索できる。例えば「UX/UIデザイナーを採用したい」というように検索する。すると、生成AIとリンクトイン独自のインサイトを組み合わせ、探している候補者の属性を推測し、候補者リストを自動で絞り込んでくれる。リンクトインは5月にも生成AIを利用したスカウトメール作成機能をリリースしており、これと併せて採用担当者の作業効率の向上が見込まれる。
リンクトインは、AIを活用したコーチング支援ツールや、マーケティング担当者向けの支援ツール「Accelerate for Campaign Manager」も同時に発表。同社が公開した最新レポートによると、AIに言及した求人募集は、候補者のエンゲージメントを17%高めることが過去2年間のデータから明らかとなっている。
テック大手各社は現在、AIツールの開発・導入を進めている。9月にはグーグルがYoutube向けの生成AIツールを発表し、米メタ(旧Facebook)がAIアシスタント「Meta AI」を公開した。同29日には、OpenAI社もソフトバンク・グループ(SBG)らと新会社設立に向け協議を開始したことが報じられた。
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