分散型金融(DeFi)大手Makerプロトコルを運営するMakerDAOはこのほど、ステーブルコインDAIの利回りを最大8%に引き上げた。MakerDAOが5月にローンチした、DAI特化型のレンディングサービスSpark Protocolを通じて提供される。同プラットフォーム上でDAIをロックすると受け取れる金利「DAI Savings Rate(DSR:DAI貯蓄率)」は従来、最大3.19%だった。
DAIについては、国内取引所GMOコインおよびコインチェックで取り扱いがある。ユーザーは取引所経由でDAIを購入後、メタマスク(MetaMask)などの暗号資産ウォレットに送金し、Spark Protocol公式サイトにウォレットを接続することでDAIの貯蓄利回りサービスを利用できる。
MakerDAOは7月24日、DAI貯蓄率を一時的に引き上げる提案についてコミュニティ投票を実施、可決していた。今回の利回り変更は、これを受けて行われたもの。上方修正された利回り最大8%は、主要なステーブルコイン企業が提供する金利サービスとしては高利率の部類に入る。
これに加えてSpark Protocolでは、VPN(仮想プライベートネットワーク)を経由したアクセス制限を決定。米国を含む特定地域に居住するユーザーは利用ができないが、日本居住のユーザーは利用可能。
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