暗号資産(仮想通貨)ウォレット大手メタマスク(Metamask)は5日、暗号通貨を現金化する新機能「Sell」を提供開始した。米ドル(USD)、英ポンド(GBP)、ユーロ(EUR)に換金可能で、米国、英国、およびヨーロッパの一部で利用できる。日本居住のユーザーは現時点で新機能Sellを使用できないが、今後のアップデートで対応する可能性がある。
新機能Sellでは暗号通貨を法定通貨に換金し、ユーザーの指定した銀行やPayPal口座に送金できる。現在はイーサリアム・メインネットの基軸通貨ETHのみをサポートしているが、将来的にはレイヤー2ブロックチェーンにも展開する予定。従来の換金プロセスは、メタマスクから中央集権型取引所(CEX)に送金後、取引所で換金し、出金する必要があった。新機能Sellはメタマスクのポートフォリオサイトでウォレットを接続し、ワンストップで換金できる。
メタマスクは4月、クレジットカードで暗号通貨を直接購入できる新機能Buy Cryptoを実装。他にも同月、ブラウザ上のメタマスク拡張機能からNFT(非代替性トークン)のデザインを鑑賞できる新機能「NFTビュー」を導入するなど、利便性を高めている。
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