東証スタンダード上場企業のメタプラネットは22日、8日に発表した通りビットコイン(BTC)を購入した。同取引では、97.8519BTCを総額10億円で購入し、1BTCあたりの平均価格は1021万9524円と報告されている。同社はこの資金を新株予約権の行使から得た約9.35億円で賄った。
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メタプラネットはビットコインはその価値のボラティリティが高いものの、長期保有には適していると評し、ビットコイン購入を資金管理戦略の一環としている。さらに長期的な資本価値向上のため暗号資産を含むデジタル資産を活用する計画を明らかにしている。ビットコインの保有による運用収益の取得も目指しおり、同社はビットコインを「インフレヘッジ及びマクロ経済回復の恩恵を受ける資産」として評価している。
Today, we're thrilled to announce a groundbreaking shift in our financial strategy, as we embrace Bitcoin as the core treasury asset of the Company going forward by committing an initial JPY 1 billion. This strategic pivot is not just about embracing digital assets but also about… pic.twitter.com/OASxj9IBPG
— Metaplanet Inc. (@Metaplanet_JP) April 8, 2024
同社のビットコイン導入は、ソラベンチャーズ、UTXOマネジメント、モーガン・クリーク・キャピタルのマーク・ユスコ氏、オルディスワップのジャック・リュー氏、及びその他の著名な投資家からの支援を受けている。ソラベンチャーズ創設者ジェイソン・ファン氏は、メタプラネットのこの戦略を支持し、日本の投資家に規制のリスクなしでビットコイン投資の道を開きアジア市場における「マイクロストラテジー」へとなってゆくと評している。
メタプラネットの株価は、8日ビットコイン購入の発表後に89%上昇し。本稿執筆現在では31円で取引されている。
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