マイクロン39%急落とSKハイニックス・サムスンの1.3兆ドル投資、米半導体業界に懸念

  • マイクロンの株価は5.90%下落し$823となり、2026年の最高値を39%下回った。
  • SKハイニックスとサムスンは、新たなメモリー容量に最大1兆3,000億ドルを投資する計画だ。
  • 米国の半導体メーカーであるサンディスクも、過去1カ月で47%下落した。
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マイクロン・テクノロジー(NASDAQ: MU)は、7月31日金曜日の終値が1株823ドルとなり、1日で5.90%下落し、年初来高値から最大39%安となった。

この下落は、複数の米国半導体メーカーに動揺をもたらしている。SKハイニックスおよびサムスンが合計で最大1兆3000億ドルを新たな生産能力に投じる計画を発表するなか、米国のメモリメーカーであるサンディスクも過去1カ月で41%下落した。

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なぜ競合他社は生産能力拡大を急ぐのか

韓国当局は、この生産能力拡張をAI時代の半導体サプライチェーンでの地位確保を目指す国家戦略と位置付けている。サムスンとSKハイニックスの総投資額は、5750億ドルから1兆3000億ドルまでと報じられており、今年に入り投資計画が急拡大していることを示す。

マイクロンは過去半年間で大幅な成長と下落を経験 出典: Trading View
マイクロンは過去半年間で大幅な成長と下落を経験 出典: Trading View

AIアクセラレーターに使用される高帯域幅メモリの需要が供給を1年以上上回る状況が続いており、マイクロン経営陣は供給不足が2028年まで解消しないと見通している。

こうした需給ひっ迫が影響し、SKハイニックス株は設備投資への懸念から13%下落した。一方、サムスンは前四半期に利益が1800%増となり、さらに中国の新興勢力CXMTも新規上場以来、株価上昇を続けている。

米半導体メーカーへの影響

マイクロンの予想PERは約19.8倍、時価総額は約9300億ドルとなる。ウォール街のアナリストは同社株を強く推奨しているが、短期テクニカル指標は売りシグナルを示す。

サンディスクも同様に需給のひっ迫に直面している。株価急落で高揚感に沸いたラリーがほぼ帳消しとなったが、年初来で約362%高を維持しており、メモリ株がこの調整前にいかに急騰したかを示す。

マイクロンに対する見方は分かれている。1つの見通しでは、価格決定力維持を前提に2028年半ばまでに1株1000ドル到達の道筋も示された。別の分析では、AIインフラ関連コスト上昇によりハイパースケーラーが新工場(アイダホとニューヨーク)稼働前に投資ペースを落とさざるを得ない可能性も警告する。

マイクロンの次回決算は9月29日に発表予定。SKハイニックス、サムスン、CXMTが生産能力格差を縮めるなか、米半導体メーカーが価格決定力を維持できるか注目される。


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