調査会社CFRAのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、サム・ストーバル氏は、中間選挙年の第4四半期(Q4)は平均で約5.5%の上昇になると指摘する。同氏は、第3四半期の上昇銘柄を保有し続けるよう投資家に助言する。
ストーバル氏は月曜日に、CNBCの「ザ・エクスチェンジ」に出演した。株価が圧力を受けるなか、S&P500種指数は同日、国債利回り上昇を背景に前日比0.77%安の7683.69で取引を終えた。
ストーバル氏、中間選挙年の第4四半期は第3四半期の勝者に有利と指摘
ストーバル氏によれば、過去の統計では中間選挙年の第4四半期のS&P500種指数は約5.5%上昇する。第3四半期がプラスだった場合、その4分の3の確率で第4四半期も上昇してきた。
今年も、この傾向に該当しそうだ。同指数は、第3四半期に2%超の上昇、2026年通年では12%超の上昇となっていると、CNBCのデータが示している。ただし、今四半期の取引は水曜日に終了予定。
中間選挙年の第2・第3四半期は例年不調となる傾向がある。ストーバル氏によれば、「これまでの株価上昇は第4四半期分まで先取りしたのか」との投資家の疑問も出ていたが、同氏は否定した。
そのうえで、今四半期の主導銘柄の継続保有を推奨した。
「強い第3四半期の後は、勝ち組銘柄をそのまま持ち続けるべきだ」
CFRAチーフ・インベストメント・ストラテジストのサム・ストーバル氏がCNBCで語った。
一方、第3四半期が弱含んだ場合は戦略が転換する。ストーバル氏は、その場合は3つの最もパフォーマンスが悪かったセクターを買うべきだと述べた。
低債務セクターが第3四半期を主導
ストーバル氏は、こうした主導権はバランスシートに由来すると指摘する。純負債/EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)比率が最も低いセクターが最も底堅かった。これにより、金利上昇リスクを意識した投資家が、低債務セクターへシフトした流れがあった。
具体的には、エネルギー、ヘルスケア、テクノロジー、通信サービスが上位を占めた。一方、産業、リート、不動産、公益事業は下位となった。
テクノロジーだけでS&P500種指数の時価総額の約4割を占めると、ストーバル氏は指摘。通信サービスも加えれば、約半分に達する。
加えて、原油高によってエクソンモービルやシェブロンの確認埋蔵量の価値も上昇すると同氏は述べた。
金利と原油高は株式市場の重しとなっている。Zacksによれば、米10年債利回りは金曜日に一時5.23%と、2007年6月以来の高水準を記録した。番組司会者は、2月下旬には3.99%だったと付け加えた。
ストーバル氏は、第1四半期のリターンで既にインフレ・金利・原油が2026年の懸念材料と認識されていたと指摘。ただし、目先の改善がなければ、第4四半期も低債務セクター主導が続く可能性が高いと述べた。









