日本発NFTプロジェクトのクリプトニンジャ・パートナーズ(CNP)でこのほど、最低取引価格(フロア価格)の急上昇が観測された。CNPのフロア価格は19日時点で0.41ETHだったが、週末で大きく上昇。現在0.665ETH(約16万9000円)で、この間の上昇率は約62%を記録。
10月第2週、CNPの週次取引高は52.3712ETH、約定件数133件を記録(下記画像、赤丸)。6月最終週以来、約3カ月半ぶりの高水準となった。この週のフロア価格は0.35〜0.4ETH。同第3週、前週の取引需要増に反応し、フロア価格も上昇したかたちだ。
NFTを買うためには、国内取引所で暗号通貨イーサリアムを用意し、暗号資産(仮想通貨)ウォレットMetaMask(メタマスク)へ送金後、NFTマーケットプレイスにウォレットを接続する必要がある。
クリプトニンジャ・パートナーズ(CNP)とは?
CNPは、分散型自律組織(DAO)NinjaDAOから生まれたNFTプロジェクト。2022年5月、1枚0.001ETH(当時レート約250円)、発行枚数は2万2222点でミント(新規発行)を開始。完売後、OpenSea(オープンシー)などNFT市場における二次流通が活発となり、取引価格は上昇。22年11月にはフロア価格3ETHを記録し、ミント価格比約3000倍まで上昇した。
NFT市場では長らく「NFTの冬」と呼ばれる下落相場が続いていたが、現在、国内外のプロジェクトで価格上昇が観測されている。CNPではこの間、スマホゲーム「CNPバーニンウォーズ」の開発、LINE NFTにおける「CNP Toys」無料ミント企画の開催、ふるさと納税NFT企画の定期開催など、マーケティング施策を打ち続けていた。10月にはNinja DAO発のアニメーション作品『忍ばない!クリプトニンジャ咲耶』の放送を開始。クラウドファンディングにより資金を調達し、NFTキャラクターを主人公にしたTVアニメシリーズとして世界初の事例。
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