トラスティッド

GTA開発会社のブロックチェーンゲーム「Sugertown」、アクセスNFTの取引高が500万ドルを突破

4分
投稿者 Shota Oba
編集 Shota Oba

概要

  • グランド・セフト・オート(グラセフ・GTA)のブロックチェーンゲーム「Sugertown」のアクセスNFT「Oras」はこのほど、500万ドル以上の取引高を記録している
  • 9月13日に販売が開始されたゲームアクセストークンであるOrasは約3週間で、3000ETH以上の取引量を生み出した。オープン・シー(OpenSea)によれば、Orasのフロアプライスは現在約430ドル
  • Sugartownは23年内までにリリースされ、Orasを所有することで無料のミニゲームにアクセス可能となっている
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グランド・セフト・オート(グラセフ・GTA)の制作会社であるTake-Two Interactiveの子会社Zyngaが手掛ける初のブロックチェーンゲーム「Sugertown」のアクセスNFT「Oras」はこのほど、500万ドル以上の取引高を記録している

9月13日に販売が開始されたゲームアクセストークンOrasは約3週間で、3000ETH(約500万ドル)以上の取引量を生み出した。オープン・シー(OpenSea)によれば、Orasのフロアプライスは現在約430ドル。両社は当初、初回オファリングの一部として当初1万点のNFTドロップを予定していたが、9月13日に特定地域を対象に6000点が無料ミントされ、残り3999点はNFTホルダーの報酬配布用に保管されている。無料ミントは特定要件を満たしたユーザーに限定で行われた。

Sugartownは23年内までにリリースされ、ユーザーはOrasを所有することで無料のミニゲームにアクセス可能となっている。ゲーム内でOrasをステーキングすることで、プレイヤーはエネルギーを獲得し、それを利用してSugartownのゲームをプレイできるほか、ゲーム内通貨Sugarを獲得し、さまざまな報酬をアンロックできる。同ゲームはWebブラウザのみに対応している。9月末にはOrasの所有量に応じた「Lifebound Token(SBT)」の発行を発表。SugartownでのOraのステーキングは2日までに行い、最低7日間連続でロックする必要がある。9日の午前9時にスナップショットが取られ、資格を満たすユーザーは、ステーキング期間中にOraごとに1LBTを獲得できる。

取引量の停滞の一途を辿るNFT

大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」は9月、過去2年間で最低の取引高を記録した。Dune Analyticsによれば、9月の取引高は7314万ドル。2月から取引高の減少傾向が続いており、NFTの週間取引量及び取引ユーザーも減少している。これらの動きはNFTのユースケース拡充が十分に進んでいないことが起因と見られる。英保険会社Hiscoxが公開した最新のオンライン・アート・トレード・レポート2023によれば、NFT保有者の33%は購入後のユーティリティについて「どうしたらいいかわからない」と回答。保有者の中には、不安感からNFTへの興味が「消えてしまうかもしれない」と感じている者もいる。

一方、ポリゴン(MATIC)ブロックチェーン基盤のNFTマーケットプレイス開発を進める「Courtyard」は、ポケモンカードなどの実物資産(RWA)をNFT化するサービスをCourtyard.ioで開始。このように現実資産(RWA)実物資産のトークン・NFT化や、「Suger Town」のようなゲーム内でのNFT使用などにより、NFT活用事例の増加が見込まれる。

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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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