トラスティッド

国内取り扱い仮想通貨XYMを使用したメールサービス「NFT Drive Mail」が登場

5分
投稿者 Shota Oba
編集 Shigeki Mori

ブロックチェーン開発事業を展開するNFTDriveは14日、国内暗号資産(仮想通貨)取引所で取り扱い中の仮想通貨シンボル(XYM)を使用したメールサービス「NFT Mail」を発表した。なお、提供の開始に関しては公式X(旧Twitter)で近日中に公開される。

NFTDriveMailはフルオンチェーンNFTピア・ツー・ピア取引を可能にするNFT特化型国産ウォレット、「NFTDriveEX 」上で動作するアプリケーション。ユーザーは従来のメール操作と同様に、「メール送信」や「データの添付」などが行える。
動作サービスには、シンボルブロックチェーンの技術が統合しているため、優れたセキュリティを提供し、消滅や改ざんを防ぐ。

SMTPサーバーレスで動作し、災害時にもゼロダウンタイムで連絡手段として使用可能。トークンは添付ファイルのように扱え、所有しているNFTはファイル選択画面で簡単に選択可能。メール内のメッセージはSymbolブロックチェーンの機能を活用して暗号化し、第三者の閲覧を防ぐ。主な機能として、XYMやNFTのトークン送受信、最大100件の一括送信のためのアグリゲートトランザクション、メッセージの暗号化、そして複数のAPIノードとの接続が挙げられる。

  • SMTPはメール通信という仕組みを裏から技術的に支え、メールの送信を可能にするプロトコル。配送先の決定も行うのがSMTPであるため、SMTPをなしにはメール通信は成立しない。

同社は来年、オンチェーンドキュメントの総合プラットフォーム「NOAH」のリリースを予定している。カルダノ(Cardano・ADA)は7日、IAMXとNMKRの共同で開発を行うブロックチェーン技術を統合したメールサービス「ADAmail」を発表していた。

シンボル(XYM)とは?

シンボル(XYM)とは、ネムをベースとした「次世代ブロックチェーン」と称されるエンタープライズ向けのブロックチェーン技術。特に企業や公的機関のニーズに応えることを目指して開発されており、その特徴としてはパブリックチェーンとプライベートチェーンの両方の機能を備えたハイブリッドチェーンであることが挙げられる。シンボルのコンセンサスアルゴリズムは、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)を改良したプルーフ・オブ・ステーク・プラス(PoS+)を採用。このPoS+では、XYMトークンの保有量だけでなく、ネットワーク活動や他の利用者からのハーベスティング委任量も考慮される。加えて、シンボル上で行われる取引を一つにまとめるアグリゲートトランザクションや、マイニングに相当するハーベスティングという仕組みも存在する。現在は、The Symbol SyndicateやFushichou Foundation、Lingua Francaという三つの組織が運営を主導している。

暗号資産トラッキングサイトのコインゲッコーによれば、現在のXYMの価格は0.0268ドルで前日比1.3%減。過去24時間の取引高は18.7%増加しているが、最高値からは96.32%下落している。XYMは時価総額ランキング233位に位置している。

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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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