Polymarket、不正取引防止の新オンチェーン制度

  • ポリマーケットは、チェイナリシスと提携し「初」のオンチェーン監視システムを導入した。
  • この検出モデルは、インサイダー情報に関するパターンを検知するよう設計されている。
  • この動きは、予測市場プラットフォームで内部関係者が利益を得ているとの懸念が高まっていることを受けたものだ。
プロモーション

Polymarketは、ブロックチェーン分析企業Chainalysisと提携し、予測市場プラットフォーム上で取引活動を監視し、マーケットインテグリティ規則を施行するオンチェーン型ソリューションを導入する。

このシステムは、Chainalysis Data Solutions上に構築された検知モデルを中心とする。プラットフォーム上で非公開情報が関与する兆候を示す取引パターンを識別するよう調整されている。

スポンサード
スポンサード

オンチェーン検知モデルの仕組み

プレスリリースによると、この協定は、Chainalysisの調査ツール、脅威防止機能、専門サービスを組み合わせ、Polymarketのスタッフの運用や研修に活用する。既にプラットフォーム全体で稼働している多層型の監視システムに基づく枠組み。

「この取り組みは明確なメッセージとなる。Polymarketでは、インサイダー取引を含むあらゆる種類の不正や相場操縦を許容せず、試みた者は特定される」プレスリリースは伝えた

Polymarketで行われるすべての取引、ポジション、決済はパブリックブロックチェーン上に記録される。この構造が、リアルタイムの異常検知を可能にする。

Polymarketのシェイン・コープランCEOは、本契約をプラットフォームの透明性重視設計と関連付けた。

「Polymarketはオンチェーンで構築した。なぜなら透明性が重要だからだ。当社プラットフォームは、取引が開かれ、追跡可能かつ説明責任を果たす市場の姿を示している」と同氏は語った。

Polymarketがいまインサイダー取引監視を強化する理由

予測市場プラットフォームにおけるインサイダー取引の疑いは拡大している。これは暗号資産コミュニティや議員の注視を集める。

最新ニュースはXで随時配信

プラットフォーム各社は対策を強化する動きを見せる。今回の新方針に加え、Polymarketは3月に改定マーケットインテグリティ規則を公表し、インサイダー取引行為のうち3分類を禁止対象とした。

競合のKalshiも、インサイダー取引および相場操縦への対策を目的に、独自の内部管理体制と規定を強化した。

規制当局や法執行機関も歩調を合わせている。最近当局は、ベネズエラのマドゥロ大統領拘束をめぐる市場で、米陸軍兵士が政府の機密情報を使って賭け利益を得た疑いで訴追した。被告は詐欺容疑について無罪を主張している。

これと並行し、米上院は現職上院議員による予測市場取引を禁止する決議を全会一致で可決した。これら一連の動きは、予測市場が主流化するなかでセクター全体によるインサイダー取引抑制の姿勢が強まっていることを示す。

YouTubeチャンネル登録で、リーダーや記者による専門家インサイトを配信中


BeInCryptoの最新の暗号資産市場分析は、こちらをご覧ください

免責事項

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

スポンサード
スポンサード