人気NFTコレクションPudgy Penguinsは10日、900万ドル(13億5,000万円)の資金調達に成功した。Pudgy Penguinsは8,888点のペンギンにより構成されるPFP(プロフィール画像)系のNFTとして、2021年7月にイーサリアム上で発行された。
ローンチ後から長らく下落傾向にあったが、22年4月に米ロサンゼルスのWeb3起業家ルカ・ネッツ氏が同コレクションのIP(知的財産)を買収。その後ネッツ氏はプロジェクトの再建に成功し、取引価格は高騰した。NFT市場オープンシーによると、本稿執筆時点の最低取引価格は4.44ETH(約111万円)。
プレスリリースによると、スタートアップ投資企業1kxが主導した今回の投資ラウンドでは、ブロックチェーン相互運用性プロトコルLayerZeroを運営するLayerZero Labsの創設者らが参加。
Pudgy PenguinsはIPコンテンツを拡充しており、これまでにペンギンキャラクターの玩具やその他公式グッズを開発してきた。6日には米ハリウッドの大手タレントエージェンシーWMEと契約を締結。今後はメディア事業も展開する予定だ。
NFTの冬とも呼ばれる現在の市況においては、BAYC(Bored Ape Yacht Club)など有名コレクションのほとんどが下落している。その中で取引価格の高騰を記録し、資金調達にも成功したPudgy Penguinsは珍しいケースといえる。今後の事業展開に注目。
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