Robinhood Chainで注目集めるミームコイン3選

  • ロビンフッドチェーンのDEX取引高が初めて10億6,000万ドルを突破した。
  • PONS、AI、CASHCATはいずれも同じ72時間内に急騰した。
  • チェーンの大部分のトラフィックを生み出しているのは、トークン化株ではなくミームコインのローンチパッドだ。
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Robinhood Chainでは、分散型取引所(DEX)の24時間取引高が10億600万ドルを超え、初めて10億ドルの大台に乗せた。取引高を押し上げたのは、同チェーン上で取引が活発化する3つのミームコインである。

同ネットワークは7月1日、トークン化株式の受け皿として始動した。ところが2カ月足らずで、投機性の高いトークンや発行に使われるローンチパッドが取引や利用の中心となり、当初の想定とは異なる形で暗号資産市場の注目を集めている。

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Robinhood Chain取引高、初の10億ドル突破

Duneのデータによると、チェーンの1日あたりのDEX取引高は、7月のローンチ週に8億ドル近くまで達した。その後、8月を通じて取引高は減少し、1億5000万ドルから2億ドルで底打ちした。

Robinhood Chain DEX取引高の推移チャート 出典: Dune
Robinhood Chain DEX取引高 出典: Dune

8月21日ごろから取引高の回復が始まった。その後はほぼ垂直に増加し、8月30日に記録した8億7480万ドルの過去最高値を上回った。

直近24時間のRobinhood Chain DEX取引高は10億600万ドル 出典: Dune
直近24時間のRobinhood Chain DEX取引高は10億600万ドル 出典: Dune

このタイミングは重要である。PONS、AI、CASHCATの3銘柄は、すべて同じ72時間の中で長期的なレンジ相場を上抜けした。この期間は8月21日から24日ごろにかけてであり、コインの動きと取引高回復は一体の出来事とみなせる。

同チェーンでは8月30日に552万件のトランザクションが処理された。一方、DefiLlamaによれば、Pons、GMGN、Uniswapの3つでアプリケーション収益の約88%を占めた。

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PONS価格、11倍高で0.42ドル到達 20%上昇

Pons(PONS)は0.443ドルで取引され、24時間で20.4%の上昇となった。時価総額はおよそ3億ドルで、時価総額ランキングで133位につける。

チャートがその動静を物語る。PONSは8月23日までの3週間、0.030ドルから0.045ドルの間を推移した。その後、約11倍の上昇で0.49ドル目前まで到達した。

PONS 4時間足チャート 出典: CoinGecko Terminal
PONS 4時間足チャート 出典: CoinGecko Terminal

ローンチパッドは1日に約2万2600トークンをミントした。一方、3銘柄のうちPONSが最も上昇しており、直近4時間足では高値から8%下落して終えた。

Artificial Inu、トークン化NVIDIA株とペア取引

Artificial Inu(AI)は構造的に異色だ。CoinGecko Terminalでは8月初めに1セント未満で始まり、現在は0.185ドル近辺のプールを示す。同トークンはNVDAとペアで流動性が330万ドル超となり、WETHプールの約3倍の深さとなっている。

AI 4時間足チャート 出典: CoinGecko Terminal
AI 4時間足チャート 出典: CoinGecko Terminal

他所でも似たペア取引の実験がみられ、ミームコインがトークン化GameStop株と組まれる例もあった。なお、AIティッカーを名乗る無関係なトークンも複数存在し、プールアドレスへの注意が必要。

CASHCAT価格、0.21ドル付近で停滞

Cash Cat(CASHCAT)は0.215ドルで取引され、24時間で3.1%上昇し、時価総額は2億1200万ドルとなった。7月のローンチ週は同チェーンをリードした銘柄である。

PONSとは対照的に、同トークンは足踏みとなっている。8月に約6倍の値上がりで8月27日に0.253ドルを記録したが、その後は取引高が減少しながら0.175ドル〜0.245ドルのレンジ推移となった。

CASHCAT 4時間足チャート 出典: CoinGecko Terminal
CASHCAT 4時間足チャート 出典: CoinGecko Terminal

4時間あたりの取引量は約14万7000と、PONSの44万より大幅に少ない。資本は既存銘柄に蓄積されるというより、ローテーションしている印象。広範な現実資産(RWA)とミームコインの資金フローも同様の傾向を示す。

9月には、投機熱が冷めたときにこの取引量が維持されるかが試される。アプリケーションの収益は、Robinhood Chainではなく各プロトコルに帰属する。企業の第2四半期の暗号資産取引による収益は1億ドルで、38%減少した。一方でトークン化は拡大している。


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