Robinhood Chainの1日あたりの分散型取引所(DEX)の取引高は、7月8日に5億6390万ドルに達した。稼働開始から1週間の新興ネットワークで過去最高値となった。ミームコインの熱狂が、従来のトークン化資産の訴求力を上回ったかたち。
同日のアクティブアドレス数は19万3187件を記録した。Robinhoodの旧名称に由来するトークン、Cash Cat(CASHCAT)がこうした動きを主導している。
Robinhood Chain、ミームコインの集積地に変化
Robinhoodは7月1日にRobinhood Chainのパブリックメインネットを公開した。Arbitrum技術を基盤としたレイヤー2ネットワークで、現実資産(RWA)を主なターゲットとしている。
しかし、リテール投資家によるミームコインの売買がローンチ以降主導権を握っている。Duneのデータによれば、過去24時間で新たに1万6639種のトークンが生まれ、その多くがすでに時価総額100万ドルを超えている。
新規トークンの中で注目を集める1つがCash Catだ。同ミームコインは、Robinhoodの黎明期の歴史にインスパイアされた。
Robinhood共同創業者のヴラッド・テネフ氏は、同社の旧称がCashCatだったことを過去にほのめかしていた。
ただし、Cash CatはRobinhoodやテネフ氏とは公式な関係はない点に注意が必要である。
テネフ氏の発言がCash Cat急騰を後押し
Cash Catは、急騰に勢いを増した後、テネフ氏の投稿をきっかけに注目された。
「私たちはRobinhood ChainをRWA向け最高のチェーンに仕立てているが……ミームにもうまく機能する」と同氏は述べた。
投稿後、Cash CatはCoinGeckoのデータによると、7月8日に過去最高値の0.147ドルを記録した。Duneのダッシュボードによれば、Robinhood Chain上の取引におけるCash Catの存在感は圧倒的で、過去24時間の取引高は約9800万ドル、ユニークトレーダー数も8720人と他トークンを凌駕した。
Dog In HoodやThe Robinhoodなど、Robinhoodを題材にしたミームコインも活発な取引が続いている。
ただし、その後は上昇ムードが一服している。Cash Catは7月9日に0.105ドル近辺で取引され、前日比で約17%安となった。ミームコイン熱狂の持続性が問われる展開。
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