ストラテジーのエグゼクティブ・チェアマンであるマイケル・セイラー氏は日曜日、ビットコイン(BTC)の新たな購入を示唆した。ビットコイン保有者の団結を呼びかけた数時間後、自身の企業であるストラテジーの保有状況を公開した。
今回のタイミングは注目に値する。ストラテジーの直近の届出書類では、新規購入ではなく小規模なビットコイン売却が報告されている。過去3週間にわたり、新たな購入開示もなかった。
マイケル・セイラー氏、ストラテジーの次回ビットコイン購入を示唆
セイラー氏が共有したチャートは、ストラテジーのビットコイン保有量と、2020年以降の平均取得単価を示している。各オレンジの点は個々の購入を示す。
規制当局への届出によると、本稿執筆時点でストラテジーは846,842BTCを保有している。平均取得価格は7万5658ドルで、およそ10%の含み損となっている。
ビットコインは日曜日に6万4,082ドル付近で推移し、前日比1.31%上昇した。保有額は約542億ドルとなる。
この投稿キャプションが新たな購入観測を呼び、セイラー氏がこれまでも実施してきたおなじみの手法となった。同社(旧マイクロストラテジー)は2020年に購入を開始し、企業としては最大規模のビットコイン保有主体の座を維持している。
セイラー氏の団結呼びかけ、その裏で購入ペース減速
その数時間前、セイラー氏はビットコインコミュニティに対し、内部対立ではなく共通の目標に集中するよう求めていた。
「ビットコイン支持者は、大切な99%で一致している。残る1%の意見の違いで分断すべきではない。世界のほとんどの資本はまだビットコインの金融ネットワークに流入していないからだ。議論よりもこの機会のほうが大きい」と同氏は投稿した。
こうした呼びかけが響く中、ストラテジーは明確な小休止に入っている。6月1日付の提出書類では、優先株配当の資金調達のため、32BTCを250万ドルで売却した。
買い増しを重視してきた同社にとって珍しい対応だ。ストラテジーはSTRC優先株に年間11.50%という高いコストを支払い続けており、現金での対応が求められている。
同じ週には、ストラテジーが市場内プログラムを通じて普通株1億2800万ドル分を売却した。株式でビットコインを買い、同時に配当金の原資のため一部株式を売却。このスキームが批判の的となっている。
セイラー氏は、追加購入の可能性を示唆しつつ、同社の週次購入ペースが鈍化している現状も明らかになっている。支持者は、価値が約540億ドルに相当する巨額の保有量を依然として評価する。
ストラテジーは通常、毎週月曜日にビットコイン保有の最新動向を開示している。次回の報告で、セイラー氏の「購入マーク」が再び増えるか、あるいは休止状態が続くかが注目される。









