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セガ、ゲーム開発に向けLINE NEXTと覚書を締結|ブロックチェーンゲーム大規模参入には慎重

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LINE傘下のグローバルNFT プラットフォーム事業の運営を行うLINE NEXTはこのほど、セガと「GAME DOSI」のゲーム開発におけるライセンス許諾に関する覚書を締結した。

LINE NEXTは、セガのゲームIPライセンス許諾を得てWeb3ゲームを開発を行う。LINE NEXTは、セガのコンテンツを活用した新作タイトルを「GAME DOSI」においてリリースし、NFTの制作や簡易決済、マーケティングなどのサポートを通してWeb3ゲームを普及させていく。開発予定のタイトルに関する詳細は、決まった後に発表する次第だ。

セガはブロックチェーンゲーム(BCG)関連事業を積極的に支援している。セガがライセンス許諾し、double jump. tokyoが開発する三国志大戦のアートワークを活用したブロックチェーンゲーム「Battle of Three Kingdoms – Sangokushi Taisen -」は6月29日、ティザーサイトを公開。同作は2023年内のリリースされる。セガは国内発のゲーム特化型ブロックチェーンOasys(OAS)の初期バリデータとしても参画している。

セガ副社長、ブロックチェーンゲーム大規模参入には慎重

セガの副社長兼共同最高執行責任者の内海州史氏は7日のブルームバーグへのインタビューで、同社のBCGに関し、当面は外部開発会社によるBCGなどに同社の主要なキャラクターは貸し出さないとの見解を示した。同社は現在抱いているブロックチェーン技術への懸念から、自社ブロックチェーンゲームの開発計画を停止する方向だ。

内海氏はインタビューで「プレイ・ツー・アーン(P2E)ゲームのアクションは面白さに欠ける。ゲームが面白くなければ、意味はない」と苦言を呈した。同社は以前、この分野への参入を発表した際、ファンからの反発を受け、方向性を修正。「単なる金儲けと受け取られるのであれば、参入計画を進めない」と語っていた。同氏は、2026年以降のリリースを予定しているオンラインマルチプレイヤーゲーム、「スーパーゲーム」構想でWEB3技術を導入するか否かについても、明確な回答を避けた。

一方で「最初の挑戦者とは常にそういうもので過小評価すべきではない」とし、今後も関連プロジェクトへの投資も継続すると内海氏は語った。同社は年内に提携社とのBCGをリリースする。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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