コインゲッコーの21日時点のデータによれば、ソラナ(SOL)の時価総額が337億ドルに達し、XRPを抜いて第5位の暗号資産に浮上した。
SOL has done more volume than ETH:
— Riyad Carey (@riyad_carey) December 20, 2023
9 out of the last 14 days on Kraken
3 out of the last 13 days on Coinbase
The last 15 days straight on MEXC
The last 55 days straight on Upbit
The @blknoiz06 Effect pic.twitter.com/c4LLsX24ya
FTX破産後の22年11月以来、ソラナのTVLは10億ドルを突破した。暗号資産データプロバイダーのカイコによれば、韓国の暗号資産取引所UpbitではSOLの取引量が55日連続でETHを上回り、MEXCでも15日連続で同様の傾向が見られる。コインベースでは過去13日間のうち3日間、クラーケンでは過去14日間のうち9日間でSOLの取引量がETHを超えた。分散型取引所(DEX)の1日の取引高は12億ドルを超え、イーサリアムを上回る記録を史上2回目で達成。リサーチャーのAn Ape’s Prologue氏はこの成果は低コスト手数料、高速取引が要因とした。上昇は分散型金融(DeFi)エコシステムの急成長やミームコインの活況などが起因していると見られる。
ソラナの価格は前年比500%超の上昇を見せ、ネットワーク活動も増加している。ステーブルコイン取引量では19日時点でソラナチェーンが3日連続でトップを維持。サークルはこのほど、ユーロステーブルコイン「EURC」がソラナに対応。開発者やユーザーはソラナ上でEURCとUSDCを用いて、より速く低コストでの送金や取引が可能になる。
ソラナは時価総額3位の暗号通貨になるのか
米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)は7日、2024年の暗号資産市場に関する予測レポートを公開し、DEXが史上最高の市場シェアを達成すると予測した。この成長はソラナ(SOL)などの高速ブロックチェーンと自動取引ウォレットの影響で加速すると見ている。ヴァンエックはソラナが市場時価総額、TVL(預かり資産総額)、ユーザー数でトップ3に入ると予想。さらに、オラクルPythを使用してチェーンリンク(LINK)のTVS(資産の総価値)を上回り、分散型金融(DeFi)のTVLが急増するとみている。また、ソラナのETFへの関心も高まるとしている。ヴァンエックは以前、30年までにソラナが3200ドルに達すると予測していた。
暗号資産リサーチ企業メサーリが19日に発表したレポートによれば、24年の暗号資産市場全体としては、DeFi(分散型金融)が重要なセクターのひとつとして注目される。メサーリのアナリストらは同レポートで、特に注目している暗号資産、その年のパフォーマンスに関する見解、保有銘柄、および興味のあるセクターについて詳細を共有。ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)加え、ソラナ(SOL)やレンダートークン(RNDR)などの新興銘柄も、一部のアナリストから期待する暗号通貨として高い評価を受けた。これらは、イノベーションやユニークな技術的特徴を持ち、将来の成長への期待が示された。
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