トラスティッド

SUI、バイナンス・ローンチプールに登場|33例目の銘柄となる

5分
投稿者 Shota Oba
編集 Shigeki Mori

最大手暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(Binance)は1日、バイナンス・ローンチプールの第33番目のプロジェクトとしてスイ (SUI)を発表した。

バイナンス・ローンチプールでは、新興プロジェクトのプールにトークンをステーキングし、報酬を獲得できる。報酬はステーキング額に基づき日次で計算される。スイは、プログラミング言語Moveに基づくDPoSレイヤー1ブロックチェーンだ。ユーザーは、BNBTUSDを別々のプールにステーキングして、2日間でSUIトークンをファーミングできる。ファーミングは2023年5月1日9時(日本時間)から開始する。バイナンスは、SUIの流動性が要件を満たすと、SUI/BTC、SUI/USDT、SUI/TUSD、SUI/BNBの取引ペアで取引を開始するとのこと。具体的な日時は確定次第、発表予定。さらにSUI/TUSD取引ペアでは、今後の通知があるまでメーカー手数料が無料となる。

  • DPoS(Delegated Proof of Stake)はブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズム。トークン所有者が代表ノードを選出し、効率的なブロック生成を行う。これにより、エネルギー消費が少なく、高速なトランザクション処理が可能となる。
  • ファーミングは、暗号通貨をステーキングや流動性プールに預けることで報酬を得るプロセス。これにより、ネットワークの安定性が向上し、利用者は収益を獲得できる。
  • メイカー手数料とは、取引所において、取引を成立させるために注文を立てる側(指値注文などで流動性を提供する側)が支払う手数料のこと。

SUIの総トークン供給量は1000億SUIで、ローンチプールのトークン報酬は4千万SUI(総トークン供給量の0.4%)となっている。ステーキング条件には、上限がなく、KYCが必要となる。サポートされるプールは、BNBプール(報酬3200万SUI、80%)とTUSDプール(報酬800万SUI、20%)の2つだ。

SUIファーミングの分配の詳細は以下の通りだ。

  • 日付:2023年5月1日から2023年5月2日まで(各日9時00分 – 8時59分 日本時間)
  • 日次報酬(SUI):2000万SUI ・BNBプール日次報酬(SUI):1600万SUI ・TUSDプール日次報酬(SUI):400万SUI

スイ(SUI)のlaunch poolのページはこちら

5月3日にメインネットをローンチ

スイ・ブロックチェーンは3日、メインネットをローンチ予定。同ブロックチェーンは、アデニイ・アビオドゥン氏率いるWeb3企業「ミステン・ラボ」が開発。アビオドゥン氏は元ディエム主要メンバーだった。スイは、速さを重視した分散型スマートコントラクトプラットフォームで、コンセンサス・アルゴリズムはDPoS。ネイティブアセットSUIは、ガス料金として使用され、オーナーは運営者にステーキング委任し、スイが運営を行う。使用されたガスは運営者と委任者に分配される仕組みだ。

Sui(SUI)のlaunch poolのページはこちら

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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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