トラスティッド

Sui、Googleなどの認証情報を用いたWeb3ログインサービス「 zkLogin」を発表

5分
投稿者 Shota Oba
編集 Shigeki Mori

概要

  • ミステンラボは13日、Google・フェイスブックなどの既存のWeb2認証情報を使用してウォレットにログイン可能なサービス「zk Login」を発表した
  • zkLoginでは、ユーザーがGoogleなどのWeb2のログイン認証情報で安全にアカウントを作成し、トランザクションの送受信を可能にする
  • 同サービスでは今後、アップルやAmazonのような他の大手認証プロバイダーも対応予定とのこと
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レイヤー1ブロックチェーンのSui(SUI)を開発するミステンラボは13日、Google・フェイスブックなどの既存のWeb2認証情報を使用してウォレットにログイン可能なサービス「zkLogin」を発表した。同社はメインネットでの利用を数週間以内に見込んでいる。

同サービスは「Web3に精通していない」新規ユーザーにとって、外部の暗号資産(仮想通貨)ウォレットを扱うことなくアクセスできる環境の構築を目指す。zkLoginでは、ユーザーがGoogleなどのWeb2のログイン認証情報で安全にアカウントを作成し、トランザクションの送受信を可能にする。ゼロ知識証明を使用して、zkLoginはプロトコルレベルで確立されているため、Web2認証プロバイダー以外の外部依存性はないという。

  • ゼロ知識証明とは、取引内容自体は公開することなく、取引が正当であることを証明することができる暗号学的手法の一つ。これにより、個人情報や取引内容が明かされることなく、プライバシーを保護することができ、高速データ処理も可能となる

zkLoginは使い勝手とセキュリティを両立させる新しい手法といえる。個々のアプリが提供するログインオプションに連動し、ユーザーごとに独自のSuiアドレスが自動生成される。ユーザーはこのアドレスに直接触れることなく、Web2認証プロバイダー(GoogleやFacebookなど)を使った既存のログイン手段で安全にサービスを利用できることになる。既存ユーザーもウォレットを使って簡単にアクセスできる。今後、アップルやAmazonのような他の大手認証プロバイダーにも対応するという。

Web2認証にWeb3技術を搭載した堅牢なセキュリティ

zkLoginは、エンドユーザーに大幅な利便性を提供する一方で、堅牢なセキュリティを確保。一時的なキーペアとゼロ知識暗号を使用して、Web2認証プロバイダーの応答を特定のSuiアカウントに接続する。この仕組みにより、ブロックチェーンに個人情報を上げるリスクが排除される。認証プロバイダー自体はユーザーがブロックチェーンを利用していることに気づかないため、プライバシーも保護される。

大手広告代理店の電通グループは7月25日、スイ・ネットワークを基盤に、クリエイターエコノミー形成に向けた新プロジェクトを開始していた。同通貨は国内未上場銘柄のため、ビットコイン(BTC)など元手となる暗号通貨を日本の取引所で購入後、取り扱いのある海外取引所に送金して入手が可能だ。

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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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