現代美術家の村上隆氏は26日、自身が手掛けるNFTプロジェクト「Murakami.Flowers」の版画展示会をカイカイキキギャラリー(東京都港区)で開始した。今回の展示会「Murakami.Flowers(NFT) Images Prints & Other Prints Exhibition」は予約即売会も兼ねており、期間は8月2日まで。なお、カイカイキキギャラリーは村上氏が自身で設立したアートギャラリー。
村上氏は2022年5月、アートギャラリー大手ガゴシアン(Gagosian)米ニューヨーク支店で個展を開催。この時にMurakami.Flowersのペインティングを初披露し、同日にNFTもリリースした。今回の展示会では、ガゴシアンで披露したペインティング作品108点を、手刷りの版画にして販売展示する。
村上隆のNFT「Murakami.Flowers」とは
Murakami.Flowersは、村上氏の代表的なモチーフである花を、1970年代のTVゲームをイメージしたドット絵で表現した作品。仏教における煩悩の数「108」をキーワードに展開し、背景が108種類に花のデザイン108種類を掛け合わせた1万1664点のNFTコレクションだ。
NFTマーケットプレイスOpenSeaによると現在、Murakami.Flowersの最低取引価格は0.2955ETH(約7万7000円)、累計取引高は2万6556ETH。国内NFTプロジェクトとして屈指の売り上げを記録している。

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