トラスティッド

ワールドコイン開発企業、ソラナウォレットOtter Financeを買収

3分
投稿者 Shota Oba
編集 Shigeki Mori

概要

  • ワールドコインの開発企業Tools For Humanity、は1日、ソラナ基盤のデジタルウォレット開発企業、オットルファイナンス(Ottr Finance)を買収した
  • 同社の買収により、オットルウォレットはTFHに統合され、「World App」への移行が完了すると廃止される
  • オットルウォレットのバックエンドサービスは今後3カ月間運用されるが、その後はApp Storeから削除される
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ワールドコイン(Worldcoin・WLD)の開発企業Tools For Humanity(TFH)は1日、ソラナ(SOL)基盤のデジタルウォレット開発企業、オットルファイナンス(Ottr Finance)を買収した。買収額に関する詳細は公開されていない。

オットルファイナンスは、これまで「銀行口座との統合」や「ガス代無料の送金・取引」、「パスワード不要のクラウドバックアップ」などのサービスを提供してきた。同社の買収により、オットルウォレットはTFHに統合され、「World App」への移行が完了すると廃止される。オットルウォレットのバックエンドサービスは今後3カ月間運用されるが、その後はApp Storeから削除される。

現在、ワールドコインはイーサリアムのレイヤー2ソリューションであるオプティミズム(OP)のメインネット上で発行されている。オットルファイナンスのユーザーは、ファントム(Phantom)やソルフレア(Solflare)など他のソラナ互換ウォレットへの移行を促されている。

ワールドコイン(WLD)とは?

ワールドコインは、「Orb」と呼ばれる球体デバイスを用いて人間の虹彩をスキャンし、AIと人間を区別することで「World ID」を発行するプロジェクト。プロセスを完了したユーザーには、無料の暗号資産「WLD」が配布される。この認証プロセスではユーザーの個人情報は一切収集されず、ただ人間であるという事実だけが確認される。同仕組みにより、ベーシックインカムの実現を目指している。プライバシーに関する懸念が指摘されているにもかかわらず、約390万人が登録し、120カ国で利用されている。2月18日にはWorldCoinのアプリケーションWorld Appの週間アクティブユーザーが100万人を突破した

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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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