暗号資産市場全体の取引活動は過去24時間で再び減速した。この影響で、総市場資本は500億ドル以上減少した。
この低迷の中で、一部のアルトコインは上昇を見せ、トレーダーや投資家の注目を集めている。
B3（ベース）
新たに登場したB3トークンは12日、最も話題のアルトコインの1つとなった。その上昇は過去24時間でさらに162%拡大した。
4時間チャートでの方向性指数（DMI）の設定は、B3トレーダー間で買い圧力が売り活動を上回っていることを示している。本稿執筆時点で、そのプラス方向指数（+DI）（青）はマイナス方向指数（-DI）（オレンジ）を上回っている。
DMIは、上昇方向（+DI）と下降方向（-DI）の価格変動を比較してトレンドの強さを測定する。資産の+DIが-DIを上回ると、市場のトレンドが上昇傾向であり、価格の上昇が強まっていることを示唆する。
B3の上昇トレンドが強まれば、価格は0.016ドルの抵抗を突破し、過去最高値の0.019ドルを再訪する可能性がある。
しかし、弱気トレンドが勢いを増すと、価格は0.011ドルに下落する可能性がある。
ソレイヤー（LAYER）
Solayerはソラナ内に構築された再ステーキングプロトコルである。そのネイティブトークンであるLAYERは、火曜日に行われたジェネシスエアドロップの終了により、今日のトレンドアルトコインとなっている。
プロジェクトによれば、ジェネシスドロップは初期の請求者に即時にトークンへのアクセスを提供する。その後、ユーザーは「エポック」と呼ばれるメカニズムを通じて、今後6か月間にわたり追加のトークンを請求できる。
しかし、一部のトークン受取者が保有を売却しているため、LAYERはわずかな下落圧力を受けている。その価値は過去24時間で4.21%減少した。本稿執筆時点で、アルトコインは1.12ドルで取引されている。
トークンの売却が続く場合、LAYERはこの価格下落を拡大し、0.92ドルで1ドルを下回る取引を行うだろう。
一方で、売却活動が減少し買い圧力が急増すれば、この弱気の予測は無効となる。その場合、LAYERの価格は1.13ドルを突破し、1.21ドルで取引される可能性がある。
Berachain（BERA）
ローンチ以来、BerachainのBERAは勢いを欠き、厳しい市場状況の中で勢いを得るのに苦労している。現在5.49ドルで取引されており、過去24時間で8.4%の価格下落を経験している。
本稿執筆時点で、BERAの相対力指数（RSI）は4時間チャートで50の中立ラインを下回り、39.48となっている。このモメンタム指標は、資産の売られ過ぎと買われ過ぎの市場状況を測定する。
39.48のBERAのRSIは、アルトコインが中立からやや売られ過ぎの状態にあることを示しており、トレンドがさらに弱まれば下落の勢いが続くか、最終的な価格反転の可能性を示唆している。
下落トレンドが続く場合、BERAは3.93ドルで取引される可能性がある。
しかし、上昇反転が見られれば、価格は8.11ドルまで上昇する可能性がある。
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