ステーブルコインUSDC、ポリゴン・ブロックチェーンにネイティブ対応

4 mins

ヘッドライン

  • 米サークルは11日、運営するステーブルコインUSDCについて、ポリゴン(Polygon/MATIC)ブロックチェーンにネイティブ対応した
  • これまでポリゴンではブリッジ版ステーブルコインUSDC.eが利用されていたが、ネイティブ版に置き換わる
  • USDC.eについて、サークル社は運営に関与しておらず、準備金の裏付けもないため、安全性が懸念されていた
  • promo

米フィンテック企業サークルは11日、運営するステーブルコイン「USDコイン(USDC)」について、ポリゴン(Polygon/MATIC)ブロックチェーンにネイティブ対応した。これまでポリゴンではブリッジ版USDC.eが利用されていたが、ネイティブ版に置き換わる。

イーサリアムETH)上で発行されたUSDCをブリッジしたUSDC.eについて、サークル社は運営に関与しておらず、準備金の裏付けもないため、安全性が懸念されていた。同社では11月10日以降、USDC.e入出金のサポートを終了する予定。ポリゴンはイーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンとして有名で、基軸通貨MATICは国内取引所コインチェックなどで取り扱いがある。

ステーブルコインUSDC、15のブロックチェーンにネイティブ対応

サークル社は8月、事業パートナーであった米暗号資産取引所コインベースとの間で、USDC運営体制の変更に合意。この時点でUSDCは9種類のブロックチェーンにネイティブ対応していたが、さらに6つのブロックチェーンに拡大する計画を発表。9月に入りベース(Base)、ノーブル(Noble:コスモスエコシステム)、ニアプロトコル(NEAR)、オプティミズム(OP)、ポルカドット(DOT)でネイティブ版USDCをローンチ。今回のポリゴン版USDCを含め、15のブロックチェーンにネイティブ対応した。

サークル社はこれに加え、クロスチェーン転送プロトコル(CCTP)についても対応ネットワークを拡大する予定。現時点でCCTPに対応するブロックチェーンは、イーサリアム、アバランチ(AVAX)、アービトラム(ARB)。

クロスチェーン転送プロトコル(CCTP)とは:
USDCを転送元のブロックチェーン上でバーン(焼却)し、転送先のブロックチェーン上でミント(新規発行)する転送プロトコル。従来の方式と比べ、より安全に他ブロックチェーンへ転送できるのが特徴。

ベスト暗号資産取引所
BingX BingX 見る
AlgosOne AlgosOne 見る
BYDFi BYDFi 見る
Coinrule Coinrule 見る
Chain GPT Chain GPT 見る
ベスト暗号資産取引所
BingX BingX 見る
AlgosOne AlgosOne 見る
BYDFi BYDFi 見る
Coinrule Coinrule 見る
Chain GPT Chain GPT 見る

Trusted

Follow us on:

X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル

免責事項 - Disclaimers

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

Shunsuke-Saito.png
Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
READ FULL BIO
スポンサー
スポンサー