米資産運用会社ヴァルキリー(Valkyrie Investments)は28日、既存の先物型ビットコインETF(上場投資信託)について、部分的にイーサリアム(ETH)へ転換する承認を米証券取引委員会(SEC)から得た。イーサリアムとビットコインの両先物を統合したETFとして米国初。同ETFは10月3日、正式に取り扱いを開始する予定だ。
「イーサリアム先物ETFが承認」と誤報も
ヴァルキリーは2021年10月、ビットコイン先物ETFのBitcoin Strategy ETF(BTF)をナスダックに上場。米国で2番目に承認されたビットコイン先物ETFとして、当時話題となった。名称は「Bitcoin and Ether Strategy ETF」へと変更され、イーサリアム先物にも投資できるETFとなる。
「イーサリアム先物ETFが承認された」という報道も散見されるが、米ブルームバーグのジェームズ・セイファートETFアナリストはこれに関して「誤解を招く表現だ」とコメント。あくまでも既存のETFの部分的転換であることを強調した。なお、ヴァルキリーによる先物ETFのエクスポージャーはビットコイン50%、イーサリアム50%となる見込み。
ヴァンエックもイーサリアム先物ETFを展開か
米資産運用大手ヴァンエック(VanEck)も同日、イーサリアム先物ETF「VanEck Ethereum Strategy ETF(EFUT)」を提供する準備を進めていることを発表した。上場予定の取引所はシカゴ・オプション取引所(CBOE)。イーサリアム先物ETFは、グレイスケールやアーク・インベスト・マネジメントら複数の企業が申請中。近日中に、連続して承認される可能性がある。
米国では10月1日から始まる新年度を目前に、歳出法案の成立に遅れが生じ、9月末までに成立しない場合には、政府閉鎖(ガバメント・シャットダウン)が実施される恐れがある。この状況を鑑みて、米SECは9月末までに、イーサリアム先物ETFを連続して承認するのではないかと予測する識者もいる。なお、米SECは、ブラックロックなど資産運用各社が提出していた現物型ビットコインETFの審査判断について、軒並み延期を決定している。
ヴァルキリーの発表以降、イーサリアム価格は急上昇している。現在、前日比2.94%増の1651ドル。

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