ニューヨーク金融サービス局(DFS)の元規制官マシュー・ホーマー氏が3日、新しい暗号資産企業を立ち上げた。新しいベンチャー企業「Department of XYZ」は、510万ドルの初期資金を確保した。
同企業には、ウィンクルボス・ツインズ氏とロバート・レシュナー氏らと知名度の高い支援者が名を連ね、暗号通貨市場におけるファンドの知名度と信頼性を高めている。
規制当局から起業家へ=ホーマー氏、暗号資産ファンドに510万ドルを確保
DFSで規制を監督する極めて重要な役割を担ってきたホーマーは、投資のテーブルに稀有な視点をもたらす。それは彼の新しい暗号資産のユニークなセールスポイントである。ホーマーは、暗号資産市場における影響力を増幅させる方向に転換し、主に金融インフラとコンプライアンスを強化する新興企業に焦点を当てている。
XYZ部門は、新興企業、特に複雑な規制環境に対応する企業にとって不可欠なアドバイザリー・リソースとなることを目指している。
「私たちはあなたの最大の小切手にはなりませんが、スピードダイヤルであなたの規制上の友人になるつもりです」とホーマーは説明した。
このアプローチは、暗号通貨セクターが規制の枠組みの精査と不確実性に直面している今、時宜を得たものである。
この暗号資産ファンドは、コンプライアンスを遵守して規模を拡大しようとする新興企業にとって重要なニュアンスのガイダンスを提供することを目的としている。アドバイザリーボードには、経験豊富な規制当局者や業界リーダーが名を連ねている。例えば、Compoundの創設者であるロバート・レシュナー氏やMulticoinのカイル・サマニ氏などだ。
XYZ部門は、規制が複雑化する中、企業がサイプト・ポートフォリオを強化し、市場を変革する可能性がある。
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