ワールドコイン(WLD)は7日現在、1.37ドルで取引されており、一時30%近くの上昇を見せた。一方で暗号資産分析サイトのコイングラスによれば、WLDのオープンインタレスト(未決済建玉)は過去24時間で100%以上上昇し9600万ドルに達していることなどから高いボラティリティを持った価格の乱高下が懸念される。
価格の上昇には上場直後7月25日のショートポジションの清算以来最大の清算が起因していると見られる。この上昇を受け大口投資家が動きを見せているため注意が必要だ。この大口投資家は、450万枚のWLDトークン(約607万ドル相当)をBinance、Bybit、KuCoinの3つの暗号資産(仮想通貨)取引所に一斉送金。Binanceには300万枚、Bybitには100万枚、KuCoinには50万枚がそれぞれ送られた。同大口投資家のアドレスには現在、約296万枚(約402万ドル)が残っている。過去1ヶ月の活動を追跡すると、複数の取引所から約900万枚のWLDを引き出しており、今回の送金がこれまでで最大量となる。なお、現在のWLDの価格は最高値から62.%下落している。WLDを手に入れるにはワールドコインのWorldIDに登録するか、海外の暗号資産取引所での購入が必要となる。
WorldCoinアカーシュ・サンギ開発責任者はBeInCryptoJapanへの独占インタビューで、「日本は間違いなく素晴らしい市場だ。日本市場は我々にとって非常に重要なものとなるだろう。日本市場は世界の他の市場とは大きく異なるため、異なるアプローチを取る必要がある。しかし、一旦そのプロセスが始まれば、日本市場はワールドコインにとって全世界で最も興味深い市場の1つとなると確信している」と語った。
ワールドコイン(WLD)とは?
Worldcoinは約4年前にOpenAIのサム・アルトマンによって設立され、AIと人間を区別する技術の開発に注力している。このプロジェクトは、生体認証のアイリススキャン技術、Orbsを用いて、本物の人間とボットを識別する。WorldcoinはWorldID、WorldApp、WLDの3つのコンポーネントから構成され、ユーザーはアイリススキャンで認証を行い、トークンが発行される。この認証プロセスではユーザーの個人情報は一切収集されず、ただ人間であるという事実だけが確認される。
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