USD1、”World Liberty Financial USD”と称するステーブルコインが24日、BSCでローンチされた。トランプ家関連プロジェクトからの公式発表はないが、主要なマーケットメーカーであるウィンターミュートがこのステーブルコインと関わった。
元バイナンスCEOのチャンポン・ジャオはこの資産についてコメントしたが、詳細は最小限だった。これまでのところ、トランプとの実際の関係を示す明確な証拠はない。
ワールドリバティファイナンシャルがステーブルコイン発行？
世界最大手の暗号資産取引所バイナンスは、大きなビジネス動静の瀬戸際にあるかもしれない。先週、同社がWLFIと新しいUSDバックのステーブルコインを立ち上げるための交渉を行っていると報じられ、トランプファミリーがそれに出資するとされた。
暗号資産コミュニティは24日、初めてUSD1を発見した。これはバイナンススマートチェーン（BSC）上のWLFIステーブルコインとされている。
「トランプファミリー財団がBSCでステーブルコインを発行し、マーケットメイキング機関のウィンターミュートも参加した。トランプファミリー財団はステーブルコインがまだ利益を生むと考え、ステーブルコインを作りたいと思ったのだろう。だから、取引所を設立し、そこに投資するのが完璧だと思ったのだろう！」とオールドドライバーが主張した。
このウィンターミュートの角度が特に魅力的だった。ウィンターミュートは日々の取引量が22.4億ドルを超える高名な暗号資産マーケットメーカーである。
今年初め、バイナンスと取引を行い、以前にはエテナラボに投資した。ウィンターミュートの評判を考えると、暗号資産コミュニティはWorld Liberty Financialがこのステーブルコインに関与しているのではないかと推測している。
チャンポン・ジャオ元バイナンスCEOは、USD1のスマートコントラクトが20日前に初めて展開され、BNBチェーンへのトークンの歓迎を表明した。
しかしその直後、USD1の名前が詐欺に使われているとコミュニティに警告した。
「この投稿以来、多くの詐欺師が同じ名前のコインを作ったと聞いた。公式のUSD1はまだ取引可能ではない。詐欺に引っかからないように」とCZが付け加えた。
「公式のUSD1」と言及しているが、CZの声明はバイナンスとWorld Liberty Financialの公式なパートナーシップを示す明確な指標ではない。
多くのSNSのコメンテーターが彼の投稿に反応し、市場が彼の即興の投稿を完全に誤解する可能性があると警告した。CZの「即興」の投稿スタイルは誤解を生む可能性がある。
「あなたのツイートの影響力をまだ理解していない。ほとんどの人は、あなたがただ即興でツイートしていることを知らない」とベン・トダーが述べた。
WLFIもバイナンスもこのステーブルコインについて公式にコメントしておらず、パートナーシップが存在するという以前の主張を否定している。
今のところ、暗号資産業界はUSD1に注目し、さらなる展開を待つ必要がある。
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